エクレシア
――欧州に集められた
神の家族を訪ねて 第6回 シュトゥットガルト日本語教会と「聖書の週末」

内村伸之
ミラノ賛美教会牧師

ドイツのシュトゥットガルトは、ダイムラー、ポルシェやボッシュなどドイツを代表する世界的な自動車メーカーの本社が置かれている工業都市です。一方ではぶどうなどの栽培も盛んで、農業も盛んな田舎町の側面を併せ持つ魅力的な古都です。
この町で日本語による聖書研究会が行われたのは1970年5月、参加者は7名でした。その後1986年にゾンマーライン地区の教会を借りて3人の受洗式を行うに当たって教会宣言をし、シュトゥットガルト日本語教会が誕生し、2000年3月より三輪愛博牧師(日本基督教団正教師)が立てられ、今日に至っています。三輪牧師は、ドイツの精神障害者の介護士としても働いておられます。
2012年の秋に、「聖書の週末」と題されシュトゥットガルト南東の保養地バート・ウーラッハで開催された修養会に私は講師として招かれ、エクレシアに加えていただきました。この時にいただいたテーマは「主の山に登る」というユニークなものでした
1.山に登って神様と出会った旧約のヒーローたちは?
2.山に登って神様・モーセ・エリヤと出会った新約のヒーローは?3.あなたの人生で「主の山に登る」ということはいったいどういう意味があるか?
これらの問いから聖書をひもとき、「聖書は初めて」という方も含めて、みことばから深く学ぶ豊かな時をいただきました。
 シュトゥットガルトの特徴は、日曜日に持たれる主日礼拝と土曜礼拝と月に2回ですが、それ以外の曜日に各地域で多様なスモールグループが、キリストの体として活動をしていることです。今年の秋にも「聖書の週末」が開催されます。私もメッセンジャーとしてお招きをいただいています。どうぞ、ドイツの在外邦人に福音を伝えていく機会となりますよう、お祈りください。
シュトゥットガルト日本語教会のホームページ
https://sites.google.com/site/jegstr/