編集者より 39326

 先日、結婚式を挙げました。私自身の結婚式です。多くの方に支えられた式でした。私の両親はすでに他界しているので叔父が、「男に生まれたほうがよかったのではと思っていた娘が、こんなに早く結婚できるとは思わなかった」と、親族を代表してあいさつをし、楽しくリラックスしながら進みました。ここに、両親がいたらどれほど喜んでくれただろうかと思うと目があつくなりました。それでも故人を思うとき、肉体はすでになくても、たしかにあったその存在はまだあり、今もこれからも励ましや戒めなど私の人生に影響を与え続けているのだと感じるのです。(梶)