What’s New “God Bless You”for ハイチ チャリティーコンサート
総献金額 220,608円をハイチ、チリへ

礒川道夫
ライフ・ミュージック チーフプロデューサー

“God Bless You”for ハイチ チャリティーコンサート

ボランティアで参加して下さったアーティストたちが、コンサートの最後に全員前に出て、岩渕まことさんのリードで「God Bless You」を会衆と歌った。
なんと暖かい、祝福に満ちた雰囲気なのだろう。
お互いが相手のことを祝福し合い、そして世界の苦しんでいる人のために、祝福の祈りを捧げているようだった。

 2010年 3月13日に東京中野のいのちのことば社の本部ビルで行われたGBYプロジェクトイベント第2弾「“God Bless You”for ハイチ チャリティーコンサート」は、わずか100名しか席のないチャペルに関係者を入れて130名が集った。

 神の祝福を届けるこのプロジェクト、地震で困っている人たちを支援しようと、ライフ・クリエイションに関係するアーティストにメールで呼びかけ、またワールド・ビジョン・ジャパンの協力を得て実現。
総献金額 220,608円を与えられた。

 アメリカでは、セリーヌ・ディオンらが参加し「We are the world for Haiti」が作られ、ビー・ビー・ワイナンズや、メアリー・メアリーらクリスチャンアーティストも参加していた。
イギリスでも、サイモン・コーウェルの呼びかけで、マライア・キャリー、レオナ・ルイス、スーザン・ボイルが参加してチャリティー・シングル”Everybody Hurts”(R.E.M.のヒット曲(1993年)のカバー)を45万3000枚売り、ハイチに捧げられたという。

 韓国では、キリスト教界が一つになって支援していると聞く。
残念ながら、日本のキリスト教界の動きは鈍い。
そして今回もわずか100名程だ。
しかし、こんな小さな働きでも、私たちには全能なる神がともにおり、参加して下さった皆様の祈りがある。

 Genuine Graceの「AIR」に始まり、ワーシップ・ジャパンの皆さんの賛美、「明日を守られるイエス様」を歌ったベトウ路得子さん、そして甲状腺の癌を克服されたKISHIKOさん、弾き語りにも挑戦して下った西 由起子さん、そして「God Bless You」のアルバムに参加して下さった神山みささん、イム・ミジョンさん、塩谷達也、美和夫妻、岩本正樹、国分友里恵夫妻、そして岩渕まこと、由美子夫妻の歌があり、ハイチ、チリの報告の後、先ほどの「God Bless You」の会衆賛美へと繋がったのだ。
台湾に行っていて参加出来なかった森 祐理さんからFAXが届き、また久米小百合さんも最後に駆けつけて下さった。

 これだけのクリスチャンミュージシャンが一同に集うのも珍らしい。
悲しみの周りにクリスチャンミュージシャンが集い、歌い、そこに慰めがある。
こんなコンサートをもっと行えないかと思う。

 来られなかった皆様のためにGBYのホームページ(http://gospeltv.jp/gby/)で4月末日まで2時間15分のコンサートを放映している。
ぜひ観ていただきたい。