本ソムリエが惚れた1冊

書店員に聞いてみました

今月のソムリエ
恵泉書房
関 達夫さん

『聖書を読んだサムライたち〔増補改訂版〕』
守部喜雅 著
四六判 208頁 1,300円+税

1999年6月「ちば聖書展」が開催されました。殉教したキリシタン臼井城主、原主水に関する資料が展示され、期間中約12,000名を動員、末裔も参加されました。その原主水を祖先にもつ原胤昭氏が、『聖書を読んだサムライたち』(第8章)に紹介されています。地元千葉の人物がらみで、老舗教文館より先に銀座でキリスト教書店を開店したとなれば、関心度は高まります。
著者守部氏はクリスチャンジャーナリストとして丁寧に資料を調べ、取材し、まとめています。聖書に出会ったサムライの物語は、さまざまな人が神さまの導きで出会い、関わりあって「使徒の働き」の続編を想像させてくれます。
恵泉書房も、1980年に設立、2003年5月に現在の場所に店舗を構えて以来、さまざまな出会い、関わり合いの中で育てられてきました。今でも赤ちゃん企業(世間では0歳=零細企業)の当店は、神さまの支えと皆さまの応援を必要としています。お祈りとご利用のほど、よろしくお願いいたします。

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キリスト教書店 有限会社 恵泉書房