時代を見る目 197 子どもホスピス [2]
「この子らを世の光に」「この子らと光の中を」
鍋谷まこと淀川キリスト教病院 小児科部長 日本における子どもホスピス――。どのような言葉がそれを最もよく表すのか考えたときに、まず「この子らを世の光に」という言葉が頭に浮かびました。この言葉は障害児福祉の中では有 […]
ともに歩んで四十八年
~今、止揚学園を語る 止揚学園の「希望の神学」
大和昌平東京基督教大学准教授、元京都聖書教会牧師 止揚学園は不思議な場所です。重い知能障害をもつ人たちのための施設なのですが、訪れる度に「教会とは何なのか……」を牧師として考えさせられてきたからです。京都聖書教会に赴任し […]
ともに歩んで四十八年
~今、止揚学園を語る 止揚学園の思い出
向谷地 生良北海道医療大学教授 私が初めて止揚学園に教会のワークキャンプでお邪魔したのは高校二年生の夏休みの時ですから、早いもので三十八年前になります。止揚学園を知ったきっかけは、教会の高校生会で福井先生が書かれた『僕ア […]
ブック・レビュー 親子で聖書に親しむきっかけを!
込堂 一博日本福音キリスト教会連合 旭川めぐみキリスト教会牧師 現代の混沌とした社会の根源的原因は、人間の真の座標軸であり、基準である聖書を知らないことにあると常日ごろ思わされている。今こそ、大人にも子どもにも、聖書のメ […]
ブック・レビュー 日本はどのように福音を語ったか
星出 卓也日本長老教会 西武柳沢キリスト教会牧師 『和解と教会の責任』というタイトルだけを見ると、「戦争や平和問題についての本ですね」と簡単に片付けられやすいところでしょう。しかし、この本が問うていることは福音宣教そのも […]
ブック・レビュー 自己中心に病んだ教会の現実の中で
斉藤 隆二日本聖約キリスト教団 山陽聖約キリスト教会牧師 本書は、現代のクリスチャン生活・キリスト教会が直面している諸問題についてとり扱ったエッセイ集である。一つのトピックに関する文章は三、四ページと短い。取り上げるトピ […]
ブック・レビュー 「福音の真理」を立体的に描き出す
広瀬 薫日本同盟基督教団総主事 私事になりますが、約二十年前の神学校在学中、ちょうど伊藤明生先生がイギリス留学を終えて帰国されました。授業で、当時の最新の研究の息吹に触れさせていただいたことは刺激的でした。講義内容は「ガ […]
CD Review ◆ CD評 祝福し合う幸いを日本でも――
韓国版「God Bless You」誕生!
松田 悦子東京武蔵野福音自由教会会員 韓国の教会では人々を歓迎し、祝福する歌がよく歌われる。その時間を通して、祝福する幸いを知り、また自分が神様と人に愛されて祝福された存在であることを実感できる。私は韓国で初めて体験し […]
DVD 試写室◆ DVD評 教会のオルガニストが作曲した、超有名な唱歌とは?
「永遠のふるさと ~唱歌・童謡から賛美歌へ~」<後編>
大橋由享友愛グループ イエス・キリスト ファミリー教会牧師 前回に続きDVD「永遠のふるさと ~唱歌・童話から賛美歌へ~」をご紹介したい。日本に近代音楽の礎を築いたのは、米国の音楽教育における第一人者であり、熱心なクリス […]
誌上ミニ講座「地域の高齢者と共に生きる」 第6回 専門的ケアとの連携と人材
井上貴詞東京基督教大学助教 「地域の高齢者と共に生きる」これまで、専門的な福祉事業に直接関わっていなくても、クリスチャンや教会が身近にできる地域の高齢者や家族への配慮、実践のポイントをご紹介してきました。それでは、より専 […]
子どもたちに今! 伝えたい
「性といのち」の大切さ… 第4回 セックスをどう伝えるか
永原郁子マナ助産院院長 性教育開始の時期保護者対象の講演で「性教育を始める時期」について質問を受けることがあります。私は二歳から四歳頃ではないかと答えます。「ぞうさんのお鼻はなぜ長いの」という質問と同じ目線で「赤ちゃん […]
21世紀の教会のために 第4回 ケープタウン2010を通して考えたこと (2)
藤原淳賀聖学院大学総合研究所教授 日本バプテスト連盟恵約宣教伝道所牧師 前回に引き続き、昨年十月の「ケープタウン2010(第三回ローザンヌ世界宣教会議)」出席を通して考えたことを分かち合いたい。教会の一致 毎朝行われた […]
98%クリスチャンの国から1%クリスチャンの国に来て 第2回 テクノロジーの国、日本
アマリア・ネクラエシュ日本ルーテル教団新潟のぞみルーテル教会員 テクノロジーは面白いものです。便利ですし、生活を楽にします。しかし、それだけではありません。人生に″神聖さ〟、または″罪〟を持ち込む力があります。それはあ […]