2021年11月　　教会全体で「福音の種蒔き」に参加して

この度は、オイコス計画協力のお電話を頂いた事がきっかけで参加させて
いただきました。これまで 2013 年 度より、私たちの教会の地域である
札幌市白石区に毎年３回の教会オリジナルトラクトを作成し配布活動をして
きました。

コロナ感染下になって昨年度は１回（8月）に減少しての実施。今年度も
２回（8 月と 11 月）の 取り組みを予定していました。緊急事態宣言など
があって計画通りではありませんでしたが、準備を進めていた矢先にオイ
コス計画協力のお電話を頂きました。

私共のトラクトは A4 カラー上質紙に一色刷りで印刷、三つ折りにした
ものを配布していましたので、フルカラーの立派なトラクトと一緒に配布
できることは私たちにとっては大変ありがたいお話でした。
これまでとは違い、２種類のトラクトを重ねてポスティングするためにどの
方法が良いのか検証しバラバラ になるのを防ぐため、OPP袋詰めを行いまし
た。

　コロナ前は愛餐会後にご奉仕できる皆さんが交わりながら折り込み作業を
行いましたが、三密を考えるとそれが出来ませんでした。そこで、奉仕可能
な皆さんへ呼びかけてご自宅に持ち帰ってもらい、「折り込み作業」 と
「袋詰め作業」をお願いしました。
　これまでのトラクト配布で思うことは、➀建物の解体と新築による世帯数
の変動が毎回のようにありますので、毎回地図の準備が必要です。
　郵便受けポスト全体と個人で「ポスティング禁止」と明記されているとこ
ろの確認をする。

　配布している時は「教会」として取り組んでいる自覚をもって、マナーを
守り、未信者への証しにならないことをしないよう、配布者へ注意を呼び掛け
ています。
　これまで、トラクト配布が用いられているケースとしては、「聖書の質問」
の問い合わせ、直接礼拝に導かれた方々は多くはありませんがおられます。
また、「キリスト教式の葬儀（行事等）出席に際しての質問」や「贈り物の
相談」、様々な問い合わせもありました。地域に教会の存在を認知してもらい
気軽に問い合わせてもらって、キリスト教のことを知って頂きたい、聖書の
学びへ導かれるきっかけになってほしいと願っています。

以前、ホームページを持っていないことを今どきは「ホームレス」と呼ぶ、
と聞いたことがあります。その時、私たちの教会にはホームページがありま
せんでした。そしてホームページを作成してもトラクト配布を継続すること
を私たちは選びました。取り組み始めた当初よりも教会員は高齢化が進んで
いますが、新たに救われた兄弟姉妹が配布メンバーに加えられている事は
励まされます。健康上の都合で配布に行けない方々が自主的に配布地域への
送迎の運転係りや茶菓子接待の係りを担ってくれます。当日の奉仕が出来ない
皆さんは、折り込み＆袋詰めの奉仕に重荷をもって担ってくれます。

こうして教会全体で「福音の種蒔き」に参加協力している実感があるのが
嬉しいです。