午後は石巻市へ移動。石巻オアシス教会(お茶っこハウス)へお伺いしました。
時間になると、ご婦人の方々が次々と集まり、お買い物の後は教会堂の中でお茶やお菓子を頂きながら、思い思いにおしゃべりを楽しんでおられました。
ここ、石巻オアシス教会の教会堂は、実は元セブンイレブンの店舗を改装しています。
9年前、あの3.11の大津波により、この地区だけで4,000人もの人々の命を奪ったそうです。
この写真が当時のセブンイレブン。津波が天井の高さまで到来し、流された車がガラスを突き破り、店舗の奥まで入り込んでいます。街は壊滅的な打撃を受けましたが、その状況の中で先生が東京から駆けつけ、このセブンイレブンの場所を、地域の「希望の場所」として地域に仕え、残された住民の声に寄り添い、そして今の石巻オアシス教会があることをお証し下さいました。
教会堂から海岸方面を見渡すと、新しく作られた住宅とともに遠くには沢山のクレーン車や大型トラックが、休むことなく復興のため今日も動いています。
石巻オアシス教会は、震災当時から地域のいこいの場、重荷を下ろし合う場所として「お茶っこハウス」を運営。最近では図書室も充実。子ども達の宿題も一緒にやり、一緒に遊び、時に卓球で汗を流し、地域の方々の厚い信頼を得ているそうです。
…というわけで、スタッフも夕暮れ時まで子ども達とカルタ遊びに興じてしまいました。