今日はいよいよ岡山県から瀬戸大橋を渡って四国に入ります。
瀬戸大橋近くの児島聖約キリスト教会へ初めてお伺いしました。
岡山市内のキリスト教書店が昨年閉店したため、大変残念だったようです。ユニークな教会堂の横で販売させて頂きました。
児島聖約キリスト教会は、歴史ある大変ユニークな作りをしていて、古い日本家屋と素敵な庭園が教会堂と繋がっています。
建築家ヴォーリスが設計した教会堂は実は古い歴史があります。
日本庭園の片隅には、火を灯すと十字架が浮き出るキリシタン灯籠がひっそりと置かれています。
当時、この付近の児島郡味野村では多くの人々がクリスチャンに改宗し、現在の児島聖約キリスト教会横の日本家屋で密かに礼拝が守られていたそうです。迫害に備えて地下通路も残されています。
礼拝が守られていた日本家屋奥には秘密の「茶室」も設けられ、床の間には十字架が浮き出る造りになっていました。
現在、教会内にある当時の蔵の一室を、貴重な文献や当時の聖書を集めて歴史資料室として整理中で、国の重要文化財として申請中です。
貴重な体験をさせて頂き、ご案内をどうもありがとうございました。