ゴスペルボックスとは

福音車 誕生物語

 1951年、戦後の荒廃した日本で、福音を伝えようとして来日した宣教師たちがいました。彼らは、日本人の識字率の高さに着目し“文書伝道”を始めました。それが“いのちのことば社”です。彼らはリヤカーを改造し、本箱を乗せ、駅前に行き、路傍伝道をし、トラクトを配り、そして本を売りました。また、各教会を訪問し、書籍を販売しました。これが私たちの原点の一つであり、今も受け継がれている“いのちのことば社の文書伝道”の方策です。

 2010年、創立60周年の記念事業のひとつとして、この“福音車”のビジョンを受け継ぐ21世紀の移動キリスト教書店“ゴスペルボックス”の運行が始まりました。それから10年、北は北海道から南は沖縄の離島までの巡回を繰り返しています。1号での巡回は27万㎞になりました。2022年10月ゴスペルボックス2号導入。
 キリスト教書店のない地域の教会では、訪問を待っていてくださり、スタッフの宿泊も受入れてくださいました。スタッフも、単に販売だけをするのではなく、文書伝道者として、礼拝・祈祷会では証しをさせていただくと共に、文書伝道のお薦めをさせていただきました。また、北海道、九州・沖縄へは東京の本社からは遠隔地のため、高速代、燃料代がかさみます。1ヶ月以上の巡回予定ですので、交代のスタッフを1週間~10日間ごとに派遣します。その度に出張費が必要です。とても、販売経費だけでは採算が取れません。多くの、教会・クリスチャンの方々からの尊い献金で支えられています。

働きの様子

取り扱い商品

・聖書
・キリスト教信仰書
・福音伝道文書(書籍、トラクト)
・キリスト教音楽CD
・キリスト教関連映像DVD
・みことば付きのギフト用品・雑貨
・聖書CD-ROM など

主な巡回場所

キリスト教専門書店が近くにない地域へ

現在、インターネットと宅配便が普及し、全国どこにいてもキリスト教書・グッズなどは手に入れられる時代です。しかし「それでも手にとって見たい、選びたい」とのお客様の声を多く聞きます。福音車21 ゴスペルボックスなら、その希望が叶います。

教会で

スケジュールを事前にご相談の上ですが、ご希望がありましたら皆様の教会にお伺いします。お気軽にご相談ください。※駐車スペースが必要です。

地域の伝道活動のお手伝い

福音車21ゴスペルボックスでお伺いするスタッフの賜物を用いてください。文書伝道の証し、DVDの上映会、子供向けのパフォーマンスや聖書のお話し、地域へのトラクト配布計画についての打合せ………等。お気軽にご相談ください。

イベント会場へ

超教派のイベント、教会主催のコンサート、バザー………等。各種のイベント会場にお伺いします。

文書伝道デー(証しとともに)

「直接語ることができなくても、お渡しした文書が私に代わって福音を語ってくれる。」そんな願いを込めて渡した1枚のトラクト、1冊の福音文書によって救われた方が数多くいます。この文書伝道の大切さに今一度気付いていただき、取り組んでいただくキッカケとなればと願い、いのちのことば社は「文書伝道デー」を全国の教会にご紹介しています。日曜日の礼拝にいのちのことば社のスタッフがお伺いし、文書伝道の証し、福音文書の紹介と販売をさせていただいています。よろしければ、あなたの教会でも「文書伝道デー」を受け入れていただけませんか。