がじゅマル読み! no.10 今月の1冊>『すこやかに祈る』
『すこやかに祈る』
ウォルター・ワンゲリン 著 吉川直美 訳
B6判 1,680円(税込)
神とのコミュニケーションである祈りは、4つの側面が揃う時に輪となって完全になる。こう主張する著者が、自らの体験や牧会経験を語りながら、祈りの世界の広さと深さを感動的に描き出す。信仰生活と祈りの生活を豊かにしてくれる好著。
がじゅ ものおじしない 爆弾娘。 | マル ネクラなりに 明るく生きる がじゅの妹分。 |
「神さま、がじゅがいつも幸せでありますよーに。 世界が平和でありますよーに。アーメン。」 | |
へいへい、がじゅ。 そのお祈りでほんとにいいのかい? | |
なにが? えらいでしょ。自分のことだけじゃなくて、世界平和のことまで祈ってるんだから! | |
はは~ん。甘いな。 だから君は甘いんだよ。アケチ君。 | |
ア、アケチ君~? どうしたのマル。 熱でもあるの? | |
お祈りはだねぇ、1神さまに話す、2神さまに聞いてもらう、3神さまが語られる、4私たちは聞く、という順序があるのだ。 | |
へぇ~、マルのくせにくわしいじゃん。 どうせなんかの本、読んだばっかりなんでしょ。 白状しろっ。 | |
むむ……ばれたか。じつはこれ、『すこやかに祈る』。ワンゲリンの幼いころからの祈りのエピソードと一緒に、祈りをふか~くひもといてるよ。 | |
今ごろ読んでるの? おそいおそい。 がじゅはワンゲリンのマネをして、すでに『すこやかに眠る』を執筆中だもんね。 | |
はぁ……。 |