がじゅマル読み! no.3 今月の1冊>『望みの朝を待つときに-共に生きる世界を』
『望みの朝を待つときに-共に生きる世界を』
小暮修也
A5判 630円
「イラクの子どもたちにサッカーボールを贈ろう。」日本の中高生が街頭で呼びかけた。国際協力に目を向ける活動から、世界の児童労働の問題性、様々な児童保護機関を紹介する。国際社会に生きるキリスト者に平和と共生を示唆してくれる一冊。
がじゅ ものおじしない 爆弾娘。 | マル ネクラなりに 明るく生きる がじゅの妹分。 |
じつはがじゅ、学生時代にインドとニカラグアの貧しい地域にボランティアキャンプに行ったことがあるのだ。 | |
へぇ~。意外と意識高いじゃーん。 日本にいたらわからないことが、海外に行くといろいろ見えてくるよねぇ。 | |
この本は、戦火のイラクに住む子どもたちやフィリピンの性的虐待を受けている子ども、あと世界の児童労働問題を取り上げてて興味深かったー。 | |
著者の小暮先生は高校の教師だから、この本はわかりやすいし勉強になったなぁ。 | |
で、あんたその学んだことをどう活かすわけ? | |
う…そう言われると…。やっぱ具体的にどうしたらいいかわかんないや…。 | |
本で紹介されてる高校生たちは、イラクの子どもたちの夢を叶えるために、街頭で募金を呼びかけてサッカーボールを贈ったじゃん。 | |
うん。お礼の寄せ書きの中に書いてあった「サッカーボールをありがとう。でも兵隊さんはいりません」っていうことばがインパクトあったな…。 | |
ささやかなことに見えるかもしれないけど、でもこういう草の根のボランティアがたいせつだね! | |
そうだねぇ、草の根の働きだねぇ…って、 えぇ!? 何やってんのさ、がじゅ。 | |
え? 草むしりだけど? | |
……。 |