すばらしい本との出会い あなたの読書人度チェック
「リビングライフ」(日本ツラノ書院)2002年10月号より
読書する体質に変える読書の習慣付け
- 枕もとに本を置き、眠れないときはそれを読む。
- かばんには常に本を入れて歩く。
- 毎朝15分早く起き、本を読む。
- 歯医者、病院、美容室などへ行くときは、自分の本を持っていく。
- 旅行するときも必ず本を持ち歩く。
- テレビを見る時間を短縮する。テレビを見ることは、読書の時間を取られるだけではな く、思考力、想像力なども衰える。
- 問題が起きたとき、本の助けを受けたことがあったのか、周りから本を紹介されたこと があったのか、どこにでも本を持って歩く習慣があるかどうか点検してみる。
自分の読書習慣の指数は? ――読書習慣の点検テスト
(評価方法:各項目に○×をつけ、あいまいな所には△を記す。△二つで○一つと数える)
- 良い本は二度以上読む( )
- 偉人たちが感動を受けた本を探し読む ( )
- 読書を通して、人格が成熟すると考える ( )
- 贈り物として本をよく贈る ( )
- どこへでも本を持って行く ( )
- 本を読むとき、著者の考えを把握し、分析する ( )
- 問題が起きたとき、本の助けを受けたことがある ( )
- 本から受けた情報をよく管理する ( )
- 良い本をみつけたら必ず買う ( )
- 一ヶ月に一回以上、地域の図書館を訪ねる ( )
- 一ヶ月に一回以上、地域の書店の新刊コーナーによる ( )
- 職場の先輩や友人から本の紹介を受ける ( )
- 周りの人に良い本を紹介する ( )
- 家族との対話で、度々本を話題として交わす ( )
- もし一ヶ月の休暇が与えられるなら、読書のために使う ( )
- 本を愛する人に出会うとうれしい ( )
- 読書指導のための教育を受けたい ( )
- 毎月、4冊以上の本を読む ( )
- 偏った本を読まずに、多方面の本を読む ( )
- 読書の技術が必要であると思う ( )
- 古本屋を3カ所以上知っている ( )
- 図書の情報誌を購読している ( )
- 本を読み、読書感想文や読書日記を書く ( )
- 読書感想文を書き、賞を受けたことがある ( )
- 指導者は読書家であると思う ( )
- 20個以上
- 読書習慣が優れている。
- 読書の指導者になれる人である。
- 15-19個
- 読書習慣が良好である。自己成長に関心が多い。
- 指導者の資質を開発することができる。
- 10-14個
- 読書習慣が普通である。もう少し努力が必要である。
- 読書計画を立て、時間管理をすべきである。
- 9個以下
- 読書習慣の重要性を認めなければならない。
- 助けを得るために読書の集いなどに参加することも良い。
読書に対する名言
見た目には読書は創造的ではないと思われるが、
深い意味で見れば、
読書は創造的行いに間違いない。
ヘンリー・ミラー(作家 アメリカ)
知識人に出会ったとき、
彼がどのような本を読んだかを尋ねると良い。
R・W・エマソン(詩人 アメリカ)
本のない部屋は
たましいの抜けた肉体と同じである。
キケロ(ローマの政治家)
私たちは本を通して偉人と対話をする。
偉人は良書を通して私たちに語り、
彼らの貴重な思想を私たちに伝え、
彼らの心を私たちに注ぎだしてくれる。
ウィリアム・チャニング(牧師、思想家 アメリカ)
科学では最新の研究書を読みなさい。
文学では最古のものを読みなさい。
古典文学は一番現代的である。
リットン(作家 イギリス)
読書はただ知識の材料を与える。
自分のものにすることは思索の力である。
ジョン・ロック(政治思想家 イギリス)