やめられないとまらない聖書通読 『聖書通読にチャレンジしよう!』さわり読み
聖書通読にチャレンジしよう! |
みことば蜜よりも甘く |
下川友也 |
聖書全巻を500回以上通読している著者が、通読することによって得られる霊的な恵みについて語る。「通読の秘訣」のほかに「通読はなぜ必要か」「通読上注意すべきこと」「通読の恵み」など様々な角度から聖書通読を論じている。詩篇119篇の霊的な解説は、一読の価値あり。聖書通読表付き。 B6判 128頁 定価1,050円 |
少し読んでみよう!
スピード新記録 記録マニアのために
初版の時点では、十一日というのが私の通読の最短記録であった。別段、この速さを競うのが重要なことではないと思うので、それを縮めようという気も特になかった。だが、一九九九年九月が近づいたころ、「九」という数字の連続にあやかって、九日間読破を企てた。ちょうど九月九日に読み終わればいいなと、九月一日にスタート。それは、口語訳で一日二〇〇頁のペースでできるものだった。健康状態、突発的な会議、面会などなどでペースが妨げられるのが、最大の壁。しかし、守られて読了。新記録! 次は、通読八日への挑戦であるが、そのことだけをやるなら可能だが、学園での繁忙な日々の中、新改訳で一日二四〇頁のペースを約一週間継続することは、楽にできることではない。でも、それが可能な日はこれしかあるまいと選んだのが、二〇〇二年二月二日。二が四回出て来るその日に読了すべく、一月二十六日にスタート。猛烈に集中し、排他的にやって成功。これが、今に至るまでの記録である。通読七日はいまだできてない。わずか一日の違いだが、短縮は加重的に難しい。一日二八〇頁は、ちょっとペースが狂うとダメになる。二〇〇七年七月七日を待とうか、などと思っている。(一一九頁~一二〇頁より)