カラー新聖書ガイドブック 編者の一人デイビッド・アレグザンダーってこんな人
激走1万マイル! 自ら聖地を巡り取材
デイビッド・アレグザンダー |
除隊後、オックスフォード大学のセント・ピーターズ・カレッジで現代言語を学ぶ。休暇中はスクーターでイスラエル、トルコ、中央ヨーロッパを旅行し、写真の腕を磨いた。
卒業後、キリスト教出版社インターヴァーシティ・フェローシップ(現インターヴァーシティ・プレス)の編集スタッフに加わる。
同社でやはり編集の仕事をしていたパット・ホームズと1966年に結婚。
1971年に退職し、妻とともにライオン出版社を設立、キリスト教界だけでなく一般市場に向けたキリスト教書を出版し、同社の書籍は40以上の言語に翻訳されている。
妻とともに11週間かけて車で聖書関係の土地を1万マイル(約1万6千キロ)回り、自分で写真を撮り、1973年秋にThe Lion Bible Handbook(初版)を出版。
ライオン出版社の書籍は1972年に最初の6冊が出版されたが、その中に、やはり彼の撮った写真を掲載したPhotoguide to the New Testamentがある。
55歳頃からライム病(マダニに媒介される感染症の一種)による慢性の心臓病に悩まされ、同出版社の日常の業務からは撤退せざるを得なかったが、1999年末まで同社の非常勤会長の職にとどまった。
2002年、兄の葬儀に向かう途中に具合が悪くなり、65歳の誕生日の4日前に妻を残して天に召された。