図書案内 レフトビハインド3『ニコライ』 魅力的な登場人物たち

レフトビハインド3『ニコライ 』

このシリーズの最大の
魅力の一つは、
登場人物たちのリアリティー。
携挙後の激動の時代の中、
真理を見いだし、
クリスチャンとなった
主人公たちが、
家族との別離の孤独、
隣人への伝道、恋、
仲間の死 などを通して苦悩、
葛藤しながらも信仰者として
成長していく。
彼らのリアルな姿に私たちは
大きな励ましと親近感を覚える。
緻密な人物描写、
善と悪との戦い、
壮大なスケール、
スリル満点のノンストップ・アクション……
このストーリーから、
もう目が離せない!!
トリビュレーションフォースのメンバー
大患難時代、信仰のために戦うクリスチャンの仲間たち

レイフォード・スチール▼元パン・コンチネンタル航空エリートパイロット。携挙で妻アイリーン、長男レイと別れる。カルパチア専用機の機長となり、カルパチアの動静を探る。

キャメロン(バック)・ウィリアムズ▼レイフォードの娘婿。グローバル・ウィークリー誌の敏腕主任記者だったが、現在、グローバル・コミュニティー・ウィークリー誌発行人。密かに、カルパチアと戦う決意を持つ。

クローイ・ウィリアムズ▼レイフォードの美しい娘。スタンフォード大学に通っていたが、母と弟の携挙後、十歳年上のバックと出会い、結婚する。

アマンダ・スチール▼携挙の日に婦人聖書研究会でアイリーンと会う。その夜、アマンダの夫と娘たちのみ携挙される。その後、レイフォードと再婚する。


ツィヨン・ベン・ユダ▼イエスこそ旧約聖書に予言されたメシアだと発表したイスラエルのラビ。「二人の証人」とともに世界中を説教して回る。カルパチアから危険人物と見なされ、命をねらわれる。
ハティー・ダーラム▼カルパチアのパーソナル・アシスタント。元パン・コンチネンタル航空客室乗務員。現在カルパチアの子を身ごもっており、この子がどうなるか、というのが今後の見どころのひとつ。
ハイム・ローゼンツヴァイク▼イスラエルのノーベル化学賞受賞者、カルパチアの側近の一人。無邪気にカルパチアを崇拝している老化学者。バックと以前から親交がある。
ニコライ・カルパチア▼ルーマニアの下院議員だったが、ほとんど一夜で大統領となり、国連事務総長となる。現在グローバル・コミュニティー(旧国連)主権者。