国を愛する心と「愛国心」 関連書籍
「知らなかった」では遅い

かつての歴史の教訓から学ばなければ、今の時代の危うさは見えてこないのではないでしょうか。これからを生きるクリスチャンが考えを深めるための書籍を紹介します。

新刊
21世紀ブックレット22
「新遊就館」ものがたり
西川重則
2002年7月13日、靖国神社境内に遊就館が新館も加えて新たにオープンした。その中身とそこに一貫して流れる思想は何なのか。戦前戦中および敗戦直後の靖国神社の歴史を振り返りながら、その実相を明らかにしていく。
1,000円

21世紀ブックレット9
「昭和館」ものがたり
西川重則
東京・九段の靖国神社の隣に立つ昭和館。先の大戦で「苦労した人々の苦労を伝える」ことを目的として開館した。しかし、痛みの原因をつくりだした国家の責任は問われてはいない。そのような施設が厚生省によって建てられたという問題の本質に迫る。
950円

21世紀ブックレット15
日本宣教と天皇制
櫻井圀郎・石黒イサク・上中 栄・瀧浦 滋
この国で伝道するために、キリスト者は天皇を「上に立てられた権威」として敬うべきなのか。近代天皇制の歴史、天皇制下におけるキリスト教会の抵抗と挫折の姿、天皇制の本質などについて、4人の執筆者がそれぞれの立場からメスを入れる。
1,000円

21世紀ブックレット12
敬虔に威厳をもって
丸山忠孝・津村俊夫・山口陽一・渡辺信夫・結城普次・渡部敬直
右傾化が強まっていくこの国で教会とキリスト者はこれをどう受けとめ、考え、行動していったらよいのか。こうした危機意識をもって毎年2月11日にもたれている特別講演を収録。それぞれが取り組んできた研究課題・分野について平易にまとめた。
1,200円

21世紀ブックレット14
「日本」とキリスト教の衝突
山口陽一・岩崎孝志・小野静雄・登家勝也・渡辺信夫
国民道徳の再興など、一世紀前の出来事が今日まさに復活しようとしている。天皇制国家とキリスト教会との衝突について、さまざまな資料を用いてその有様を語る。今日の日本の教会問題点を指摘する諸論文も収録。
1,200円

21世紀ブックレット19
なぜ、「君が代」を弾かなければならないのですか
佐藤美和子・崔善愛・大津健一・関口博・飯島信ほか
1999年8月、「国旗国歌法」が制定。当初、教育現場に強制はないと言われたが音楽専科の教師に「日の丸」「君が代」のピアノ伴奏が要求される。苦境に立つ教師たちの声を聞き、この問題をどう考えていったらよいかを述べる。
952円