小さないのちが教えてくれたこと ◆私の選択、今思うこと

水谷潔氏
小さないのちを守る会 代表

「小さないのちを守る会」に相談して出産した方が、
現在、どのような思いを持っているのかうかがいました。

【アンケート】
① 連絡したきっかけは?
②「産んでよかった」「産まなければよかった」と思うのはどんなとき。
③ 今、「中絶を考えている過去の自分」に声をかけるとしたら、なんと言いますか。

Aさん 
小さないのちを守る会の支援を受けて、養子縁組をしました。そのことがきっかけで献身に導かれ、現在牧師夫人です。
◇  ◇  ◇
① 所属教会の牧師先生に紹介されて連絡しました。
② 与えられたいのちを尊び、産む決断をしたことは、私が祝福の人生に入る大きな転換期となりました。
産まなければよかったと後悔したことは、一度もありません。
③ 「あなたは傷つくよ。後悔するよ」と言いたいですね。

Bさん
 母親がクリスチャンの母子家庭で、自身もクリスチャン。十九歳の時に、彼氏との間で妊娠。小さないのちを守る会へ連絡し、最終的には出産して自分で育てています。
◇  ◇  ◇
① 以前から、教会を通して活動を知っていました。親からも出産を反対され、頼れる人がおらず、藁をもすがる思いで、思い立ちました。
② よかったという思いは、いつもどんなときも心の根底にあるし、今の私は息子がいなければあり得なかったので、常に産んだことはよかったことだと思います。産まなければと、心底思うことはないですが、あまりにもいうことを聞いてくれないときに手が出てしまったりして、すごい自己嫌悪におちいるときは、一瞬ですが「ちょっとのあいだでいいから、どっか行ってくれ!」とは思います。
③ 特に声はかけません。だれに何を言われようと、また産むという同じ選択をすると思います。

小さないのちを守る会
http://www.chiisana.org/
水谷潔氏のブログ
http://blog.chiisana.org/