編集者より 37956
小学生の頃、クリスマス・イブになると、サンタは両親であることを知りながら、これ見よがしに新聞紙を切り張りし黒いゴミ袋を入れ、大きな靴下を作って眠りについていました。そんな「純粋」な子どもの期待を裏切らず、クリスマスの朝に目を覚ますと、靴下はずっしりとしていました。中身は、チョコレートやかさが増えるポテトチップス、「どんべい緑のたぬき」(日頃与えられなかったから特に嬉しかった)などでした。きっと両親は子どもたちの喜ぶ顔を想像しながらそっと靴下に入れてくれたのだと思います。その後もっと高価なプレゼントももらいましたが、「緑のたぬき」のことは毎年思い出しては、笑みをこぼしてます。(梶)