編集者より 41852

8月になると、小学校の修学旅行で訪れた広島のことを思い出します。初めて自分で作って食べた広島焼きの味や、ガラスの里で見た美しいガラス細工。そして、涙を流して被爆体験を話されていた語り部さんの姿が目に浮かびます。「どんなことがあっても、平和の為に戦ってほしい」子ども心に残された平和への願いを思い返しながらの編集作業でした。(碓井)

  今号の特集で取り上げられた戦争証言集を改めて読み、以前、三重県に住んでいた祖母から聞いた戦争体験を思い出しました。「爆風で飛ばされた人が電線に引っ掛っているのを見た」と語った祖母。当時、津市も空襲に遭い、目にした地獄のような光景。二度とそのような悲惨な出来事が再現されないことをただ祈るばかりです。(本多)

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