非恋愛のススメ!? 希望を持ち続けること
金子清和
バンクーバーめぐみバプテスト教会牧師。
イサクは希望の人でした。「イサクは未来のことについて、ヤコブとエサウを祝福しました」とあります。ヤコブが祝福を横取りしたにもかかわらず、エサウに希望の祈りをしました。
希望は忍耐の産物です。イサクは実に忍耐の人でした。リベカに子どもが与えられなかったときも彼は忍耐しました。彼に子どもが与えられたのは六十歳のときだったようです。つまり二十年近くも彼は耐えました。また、彼はあきらめずに井戸を掘り続けました。人々のやっかみから井戸を取り上げられたり埋められたりしましたが、あきらめませんでした。
イサクは出会いのない生活を送っていました。しかし、彼の希望はなくなりませんでした。人は様々なものに希望をおきますが、「見えるものにではなく、見えないものこそ」希望をおくべきでしょう。どのような状況になろうとも、全能の神に不可能はないこと、この方が御子を十字架にかけるほど私たちを愛していることを覚え、希望を持ち続けることです。