98%クリスチャンの国から1%クリスチャンの国に来て 第2回 テクノロジーの国、日本
アマリア・ネクラエシュ
日本ルーテル教団新潟のぞみルーテル教会員
テクノロジーは面白いものです。便利ですし、生活を楽にします。しかし、それだけではありません。人生に″神聖さ〟、または″罪〟を持ち込む力があります。それはあなたが、テクノロジーを神の手の上に置くか、悪魔の手の上に置くかにかかっているのです。
前回、私はクリスチャン家庭で育てられたのですが、恵みによる救いについて何も知らなかったことをお話しました。日本に来てから、「あるハプニング」があったのです。それによって恵みによる救いを知り、人生が変えられました。それは、″ハイテク〟なハプニングでした――。
ルーマニアにいたとき、あるテレビ番組を見ました。クリスチャンの番組で、出演していたのは、以前から「この人おもしろいな」と思っていたジョイス(Joyce)・マイヤー(Meyer)という女性でした。私は、画面上に表示されていた彼女のホームページアドレスをメモしました。ただ当時、私を含めルーマニアに住む多くの人は、自宅でインターネットを使うことができませんでした。そこで私は、メモをどこかの本に挟んだまま忘れてしまいました。
ところが、日本に持ってきていた数冊の中に、思いがけずその本があったのです!
ある日、その本を開くとメモが出てきました。急いでコンピューターにアドレスを入力して(そのとき私は家でインターネットを使っていました。サスガ、日本!)ジョイス・マイヤーのビデオ・メッセージを開いて、見始めて……そして、引き込まれていきました!
それからというもの……、毎日、神さまは彼女の教えを通して私の心を震わせました。毎日、毎日、神さまは、彼女のメッセージを用いて真理へ近づけるように私を導いてくれました。その真理は、「完璧でなくてもいい」ということでした。本当に必要なことは、ただ信じることでした。
一人ぼっちで部屋の中にいた私は、コンピューターの前でガクリと膝をつき、われを忘れて泣きじゃくりました。そして……その瞬間に、イエスさまを人生の主として受け入れた祈りをして、私の内側のすべてが変わりました。その後、聖霊のバプテスマを受けました。そのことで、私の人生そのものも変わりました!
神さまの栄光のために使われるならば、テクノロジーは素晴らしいものです。おまけに、日本は、テクノロジーの国です。日本人には、なんて素晴らしいチャンスがあるんでしょう!