NEWS VIEWS FACES アトランタ ナッシュビル ニューヨーク訪問記
礒川道夫
ライフ・ミュージック チーフ・プロデューサー
-向日かおり・ジェフ レコーディングレポート-
毎年開催される、アメリカのキリスト教展示会(CBA)に今年も参加した。出版物のゴールドメダリオンには、「The Purpose Driven Life(邦題 人生を導く5つの目的)」が選ばれた。最も感動したのは、6月29日の夜“マックス・ルケード”がワーシップリーダーで“ドン・モーエン”や“シ・シー・ワイナンズ”そして“サンディ・パティ”“ブライアン・ダンカン”らが参加したワーシップコンサート。この日はドン・モーエンの誕生日だったので、「ハッピーバースディ」からスタート。
そしてマックス・ルケードのメッセージ。「小さな子どもが、お父さんに抱かれて、バスケットボールのリングにシュートする。『やった やった』と子どもは自分でシュートしたように喜ぶが、実は、お父さんが抱き上げている。私たちの人生も同じ、主がいつも私たちを抱き上げてくれている」。テーマは「IT’S NOT ABOUT ME」。神の臨在を感じるコンサートだった。
CBAの会場になったアトランタから、車で4時間位のナッシュビルでは、向日かおりとジェフ・ネルソンの新しいレコーディングが始まっていた。
ジャケット撮影は、ナッシュビルのダンタウンで行われた。音楽の町ナッシュビルの古き良きものを大切にしながら、現代的なものを取り入れる雰囲気は、このCDのイメージ「ヒーリング」にもぴったり。とにかく「かっこいい」撮影が出来た。ジェフはこの秋、来日予定。
レコーディングは、ナッシュビルの郊外、フランクリンの「サンセットブルーバードスタジオ」。軽井沢のような美しい森の中に、別荘のような素敵な建物。中に入ると、白い壁にこれまでレコーディングしたクリスチャンアーティストのサインがしてあった。もちろん、「KAORI MUKAHI」のサインも発見。さわやかなスタジオでさわやかなサウンド。聞いたリスナーが、リフレッシュするのは当然だろう。早く聞きたいものだ。
最後はニューヨークに行って、日曜日ブルックリン・タバナクル・チャーチの夕方の集会に参加。黒人、白人の人種を超え、ドイツ、イスラエル、世界中から来ていた。日本からも私達以外、CD「Now’s the Time」の藤波慎也夫妻らも聴衆に交じっていた。
グラミー賞を何度も取っているクワイヤーの力強い賛美、ジム・シンバラ牧師の実際的なメッセージ。2,000人以上の聴衆は、本当に楽しんでいた。
来年7月、ジム・シンバラ牧師とブルクッリン・タバナクル・シンガーズが来日の予定。乞う ご期待。