NEWS VIEWS FACES CD「j-worship Vol.5」・楽譜(全63曲)NEWリリース
礒川道夫
ライフ・ミュージック チーフプロデューサー
「j-worship」シリーズの完成!!
j-worhisp-Vol.5- 主がともにいるから CD全12曲 2,310円 楽譜集(全63曲)1,575円 |
確かに、アメリカで60年代後半に起こった「ジーザス革命」から生まれてきたコンテンポラリーなクリスチャン・ミュージックやワーシップより、現代の特に若者たちが好きな「クリス・トムリン」や「マット・レッドマン」「トミー・ウォーカー」または「ヒルソング」の曲は、確かにリズムに重きが移っていて、メロディーに重きをおいている「リビングプレイズ」の曲は一昔前に感じられるのかもしれない。
今の若者は、ネットで情報を得るのが早い。ユーチューブなどでも、どんどん最新のワーシップライブが観られるのだから、翻訳して自分の教会で歌ったりする。
すると、同じ曲を色々な教会で違った歌詞で歌い出してしまう。訳も専門的に訳しているわけではないし、著作権の申請もしていない。これでは日本の教会全体の益にはならない。そこで、「j-worship」シリーズは、いち早く正式な著作権の申請をした日本語訳を出して、良い訳で皆様に賛美していただこうというビジョンで制作してきた。とにかく聴いて歌ってみてほしい。
またこういったリズムが特徴になってくると、若者用だと決めつける方がおられるが、これは年代の違いではなく嗜好の違いであると思う。ちょっと古いが、ミック・ジャガーやポール・マッカートニーらが来日した時、白髪混じりの父親と一緒にコンサートを観に来ていた20代の彼の息子が、「親父も中々だな」とインタビューに答えていたのを思い出す。先日も56歳のT・Yさんの一般のポップなコンサートに行ったが、20代から60代までの老若男女が、ロックもアカペラも聴衆が一つになって楽しんでいた。
「キリストにあって一つ」のはずの教会で、自分の音楽嗜好が優先されてしまうのは、ちょっとさびしくはないだろうか。
「j-worship」シリーズの完成が、新しい賛美のうねりの一端を担えればと願っている。
j-worship Live Tour(予定)
by ゴスペル音楽院
7/11(金)東京(立川)、15(水)日進ベタニアチャーチ、16(木)南紀リバーサイドチャーチ、17(金)堺福音教会、18(土)梅田オアシス主催、19(日)長尾キリスト教会、ハレルヤチャーチ高松、20(月)スピークLOW(ライブハウス)