NEWS VIEWS FACES GMA(ゴスペル・ミュージック・アソシエーション)ウィーク・リポート&第33回ドーブ賞発表!
波多 康
ゴスペル企画ミニストリー 代表
GMA(ゴスペル・ミュージック・アソシエーション)ウィーク・リポート&第33回ドーブ賞発表!
米国のゴスペルミュージックのサポート、成長を目的に設立されたGMA(ゴスペル・ミュージック・アソシエーション)が主催するゴスペルミュージック・ウィークは、全米のゴスペルミュージックに関わる、ありとあらゆる人たちが集まるゴスペルの祭典&セミナーである。今年は、去る4月21日~25日に、ナッシュビルで開かれた。
町の中心にある一流ホテルを借り切って、コンサートやセミナーを開き、またその周辺のホテルやホールなどでも深夜におよぶまで様々なゴスペルコンサートが開かれる。ナッシュビルの中心部がゴスペル一色に染まり、クリスチャンたちであふれ、中心になるホテルを借り切ってしまうなど、どれを取っても日本では考えられないことばかりで、その規模の大きさはとにかく圧倒的だ。
ピアノ一本で静かに賛美したポップゴスペル界のスーパースター、マイケル・W・スミス。主に従う歩みの素晴らしさを全身でアピールしていたカーク・フランクリン。若いクリスチャンを励ましたいと静かに歌った、青年担当牧師としても知られるクリス・ライス、マーク・シュルツ。ロックで若者の心を捉え、イエス様の素晴らしさを伝えていたジャーズ・オブ・クレイ。エネルギッシュな賛美で観客を魅了したアノインテッド。全盲という境遇でも主にのみ希望があることを美しく賛美したジニー・オーウェンズ……等々。有名、無名に関わらず、どの人も同様に主を伝えたいという真摯な態度に、会衆は励まされていたようだった。
日本でも、こうした宣教への思いのあるゴスペルアーティストたちが集まるコンサートがあれば、若者伝道の助けになるはずだ。
GMAが主催し、今年で第33回を迎えたドーブ賞も最終日の4月25日に発表された。
各部門の主な受賞者は以下のとおり。
●アーティスト・オブ・ザ・イヤー
マイケル・W・スミス
●グループ・オブ・ザ・イヤー
サード・デイ
●メール・ボーカリスト・オブ・ザ・イヤー
マック・パウエル(サード・デイ)
●フィーメール・ボーカリスト・オブ・ザ・イヤー
ニコール・C・ムレン
●ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー
「カム・トゥゲザー」 サード・デイ
●ポップ/コンテンポラリー・アルバム・オブ・ ザ・イヤー
「デクラレーション」S・C・チャップマン
●インストゥルメンタル・アルバム・オブ・ザ・イヤー
「フリーダム」 マイケル・W・スミス
●プレイズ&ワーシップ・アルバム・オブ・ザ・イヤー
「ワーシップ」 マイケル・W・スミス