NEWS VIEWS FACES LEELAND 5月29日来日!!
礒川道夫
ライフ・ミュージック チーフプロデューサー
SHIBUYA-AX初のクリスチャンコンサート
SHIBUYA-AXでのコンサート |
それをあのLEELANDがやってくれた。彼らは、グラミー賞にノミネートされ、そして日本では、BMG(現ソニーミュージック)からメジャーデビューしている。ミクシィでも彼らの集まりがあるほどに、クリスチャンではない人たちにもファンは多い。というよりクリスチャンの方が知らなかったかもしれない。
「初めは神に向かっての歌だったけど、最近は人々に神の愛を伝える曲に変わってきたかな」と話すリードボーカルのリーランド。すべてがクリスチャンミュージックなのだ。まだ全員が20歳前半のメンバー。牧師の2世たちで、教会でのバンド活動からブレイクした。今回も国際飢餓対策機構を通じて、カンボジアヘボランティアに行く途中で日本に寄ってくれた。
2年前に原宿アストロホールでライブコンサートを行った時は、BMGや一般のイベンターが招聘したので通訳はなく、本人たちが福音を語っても、英語のわからない人には、詩の意味も、話の内容もわからなかった。
しかし今回は、実行委員会の波多康牧師と弊社を初めとしたクリスチャン団体が協力したので、「Carried To The Table」の前フリで、リーランドが「彼自身の弱さを受け入れられるようになった」と通訳付きで証しをし、「傷つけられて見捨てられた者を、救い主が場違いの所 王のテーブルに案内してくれた」という歌詞が映し出された。
クリスチャンも多かった今回のコンサート。プレクリスチャンの人たちのブログでは、敏感に感じるらしく、「かなりいつものロック会場の雰囲気とは違った」といった書き込みが多かった。ある方は宗教臭いと書き、ある方々にとっては神聖な雰囲気だったと感想が分かれていたが、パウロのメッセージでも評価が分かれたのだから当然だ。普段教会に来ない息子さんが、「すごく、かっこいい。おれもあんなふうに生きたい」と言ったとか。絶対にキリスト教のイベントには来ない友人が、心を開いてくれたなどの報告もいただいている。
ドーヴ賞を受賞したブランドン・ヒースが特別にゲストで歌ってくれたが、自然な中での登場に、会場の皆さんは気がついただろうか。「www.gospeltv.jp」でレポートしているのでぜひ観ていただきたい。