ライフ企画

　ウガンダ出身のデニス・センパブワ、アイザック・ルシー、ポール・マーティの3人からなるアフリカン・ゴスペル・ユニット、Limit X。“Limit X”は、「神は永遠なる方。神の業には限りがない」という意味を込めてつけられたという。Limit Xのサウンドには、人の心を楽しませ、勇気づけてくれる不思議な魅力がある。アフリカンリズムをベースに、ソウル、R＆B、レゲエ、ヒップホップがほどよくブレンドされ、実に明るく、聞きやすい。

　しかしそんな音楽からは想像も出来ない少年時代を送ってきた。彼らは当時を振り返る。「夜中に突然の銃声と叫び声で目を覚ます。家族で納屋に逃げ込み、銃声が響く中、一晩中隠れる。翌日、町に無数の死体が転がっている。その中には友人やその家族の死体もある」。これは独裁者として世界に悪名をとどろかせたアミン大統領の時代、まだ9歳だった彼らが体験した日常茶飯の出来事である。

　そんな暗黒時代に、彼らや彼らの家族を支えた存在が、イエス・キリストだった。1979年アミン失脚後、人々は公に教会に通えるようになった。幼い頃から友達だった3人の少年は、教会でゴスペルを歌い始める。暗黒の中で彼らが知った命の尊厳と、イエスの愛の偉大さ。彼らはその事を世界中の人に知らせたいという一心であった。

　ウガンダで国民的スターとなり、その後ロンドンでブレイク。幾つかの賞を獲得した後、1994年に渡米した。現在はアメリカを拠点に、Limit X独自のサウンドに乗せて、全世界に神の良い知らせを伝えている。10月24日には、彼らの欧米でのヒットアルバム「マリボングエ」が、日本初リリースとなる。それに合わせて、全国10ヵ所でライブを行う。ぜひ彼らのストレートなメッセージと温かなサウンドに触れていただきたい。

10／
18・19

：六本木ピットイン（03-3585-1063）

20

：仙台ライブハウスenn（022-299-3955）

23

：北海道・朝日町サンライズホール（0165-28-3146）

24

：富良野演劇工場（0167-22-3800）

25

：札幌ペニーレーン24（011-666-4719）

27

：清里清泉寮松本ユースキャンプ場（0551-28-6890）

28

：神奈川主都福音百合丘キリスト教会（044-966-5344）

31

：名古屋ライブハウスELL（052-249-3055）

11／
1

：大阪ビッグキャット（066-882-1490）

2

：チキンジョージ（078-392-0146）

　お問い合わせ

：GPM 011-666-4719

ゴスペル企画ミニストリー　波多 康