NEWS VIEWS FACES S・C・チャップマン 「CCMは初めて」という人のための人気者研究 2

ライフ・ミュージック

究極のラブソング集『オール・アバウト・ラブ』をリリースしたS・C・チャップマン

 よく結婚式で流れる定番の曲というものがあるかと思うが、クリスチャンミュージックにも“ウェディング・クラシック”という呼び方の定番曲がある。その中でも世紀を超えて歌い継がれるだろうといっても過言ではないスティーブン・カーティス・チャップマンのペンによる『アイ・ウィル・ビー・ヒア』という名曲がある。

 「どんな不安なことや試練があっても恐れないで。僕はいつもそばにいるよ。君と君を与えてくださった方にそう誓ったんだから」という内容の曲だ。

 CCMのなかには創造主なる神に向けたラブソングもあるが、シンプルに配偶者や子供や兄弟姉妹にあてた珠玉のラブソングも存在するのだ。

 スティーブン・カーティス・チャップマンは、ラブソングを歌わせたら彼の右に出る者がないと思わせるほどのセンスを持ち合わせたアーティストでありながら、米CCM界きっての大ヒットメーカーの一人でもある。その彼が“愛”について歌った究極のラブソング集をリリースした。その名も『ALL ABOUT LOVE(愛のすべて)』。

 彼の作るラブソングのほとんどは「僕の親友であり理想の女性であり生涯の恋人とよぶにふさわしい妻」であるメリー・ベスにあてた曲だ。ラブソングでありながらも、いわゆるのろけに聞こえないのは、彼の表現する愛は神とそのひとり子の愛が根底に流れていることが感じられるからだろう。

 トップ・アーティストという、ともすれば誘惑にさらされる機会の多い立場にあって、ゴスペルシンガーになった本来の目的を見失うことなく走りつづけてきた彼の真摯な姿勢が曲の内容やいろいろなメディアを通して伝わってくる。彼が養子として迎えた娘に向けて作られた『WHEN LOVE TAKES YOU IN』(前作『デクラレーション』より挿入)、16回目の結婚記念日に書かれた『WE WILL DANCE』そして、新しく録り直した『アイ・ウィル・ビー・ヒア』などを含む全15曲。

 「神様が私達に創造してくださったものの中でも特に神秘的ですばらしくて、エキサイティングでチャレンジであるもの、それは真実の愛だということを僕は信じている。『ALL ABOUT LOVE』はその愛をたたえたアルバム」とS・C・チャップマンは、この新作について語っている。

 今年もまたクリスチャン版グラミー賞である第34回ドーブ賞、の男性ベスト・アーティスト賞にノミネートされている。

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