礒川道夫
ライフ・クリエイション ディレクター

　ハイチのために、ぜひ関西のクリスチャンも立ち上がりたいとのご要望をいただき、「God Bless You」コンサートを関西で行うことを祈り始めました。
　会場費が無料であることや参加するアーティストがボランティアで参加してくれることなど、様々な条件が揃わないと「God Bless You」コンサートは実現しません。
　今回は「チャペル・こひつじ」の皆様が会場提供を申し出て下さり、また東京からのアーティストとして岩渕まこと、由美子ご夫妻、国分友里恵さん、塩谷達也さん、関西から小堀英郎さん、向日かおりさん、森 祐理さん、吉村美穂さんが参加して下さることになりました。
　開催が決定し、チラシが完成した時には、コンサート予定日の6月5日は定員120名の席は予約でいっぱいになっていました。ぜひ追加公演をとの要望があり、急遽皆さんの予定を調整していただき、前日の4日にスケジュールの変更が出来なかった塩谷達也さんの代わりに、ゴスペルクワイア「ウィングス」が参加して行うことで開催を決定いたしました。そして4日は約170名、5日は約160名の皆様が集まって下さり会堂はいっぱいでした。
　東西のクリスチャンアーティストが参加したコンサートだけあって、時間が経つのを忘れるほどに素晴らしく皆様の心に届くイベントでした。司会は、森 祐理さん。さすが以前アナウンサーをしていただけのことはあって紅白歌合戦の司会のような、楽しく、またテンポ良く、コンサートを進めて下さいました。関西パワーはすごく、会場の皆さんからも元気パワーをいただきました。その結果、ハイチのために2日間で548,562円がワールド･ビジョン･ジャパンを通じて捧げられました。この金額にも驚きです。CDやグッズも購入して下さり、銀行に行って、お金を下ろして来なくてはと言っている方もおられたほどです。

　このコンサートの良さは、アーティストの交流もあげられます。東西のメンバーで今回初めて出会った方々の会話の中に、音楽を通して、もっと共に日本のリバイバルのために祈り協力していくことが自然と話題になっていました。今後新しい活動が行われていくと期待したいです。
「歌にのせて」で登場した森 祐理さん、彼女の大学の後輩である吉村美穂さんの「安けさは川のごとく」、ウィングスの「Deep river」、「永遠の手」を出版された向日かおりさんの「チェイン・リアクション」、韓国でも有名な小堀英郎さんのピアノソロ「How Great」、現代賛美歌を歌う国分友里恵さんの「天のお父様」、岩渕まこと、由美子ご夫妻の「きく」、塩谷達也さんの「主の祈り」、もちろんこの他にも歌って下さいましたが、それぞれの個性が出て素晴らしいコンサートでした。そして最後は皆さんとの「God Bless You」の大合唱。
　そしてこの祝福が、6月10日の日韓宣教大会へと続いたのです。（次号で報告）