What’s New セレブレーションオブラブ with フランクリン・グラハム
三日間で38,880人の参加、決心者1,480人
フランクリン・グラハム氏の、「イエス・キリストを信じる人は前に来てください」との呼びかけに、多くの決心者が武道館の舞台へと進んでいく。
1980年、1994年のビリー・グラハム氏の大会を経験した方々は、あの感動を思い出し、初めて参加した若い世代のクリスチャンは、イエス・キリストのストレートなメッセージで、これだけ多くの人が主を受け入れる姿に大いに感動をしていた。
現代の日本の教会に感じる閉塞感の中で、このような伝道方法を用いることは大変なチャレンジであったと思う。また、人間的な目からみて、当日どれだけの人が集まるかを心配することもやむを得なかったのではないだろうか。
しかし金曜日の初日、開場の前から長蛇の列が出来、また最終日の日曜日も、武道館はあふれる人で一杯となった。まさしく人間の思いを越えた、神の力が働いたとしか言いようのない祝福の姿だった。
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今回はこれまでの大会とは違い、日本の方だけではなく、フィリンピン、中国、韓国、ブラジルなどの多くの外国の参加者もおられ、日本にいながら海外宣教の一助も担う新しい宣教のスタイルを見たような気がする。
初日は若い人をターゲットにしたプログラムで、北海道から「ナイトde ライト」、東京から「サルーキ=」そして福岡から「New Wings」といったロックグループ、ゴスペルクワイアが演奏した。このことは東京だけのイベントに終わらない「セレブレーションオブラブ」の大きな意味があったと思う。
メインゲストであるマイケル・W・スミスの演奏は素晴らしく、クリスチャン・ミュージック界を長く牽引してきた彼のクオリティーの高い音楽に参加者は圧倒されていた。残念ながら父親の危篤のため、緊急帰国し、初日のみの演奏となった。かなうならば再度の来日を望みたい。彼の帰国後は「デリリアス」の元メンバーのStuGが後を引き継ぎ、魂のこもったすばらしい演奏を披露してくれた。両腕なき「愛のゴスペルシンガー」、レーナ・マリアの賛美と証しは、変わらず日本人の心を捉えていたし、オーストリアから来たヒルソングのワーシップも、一味違ったスピリチュアルな雰囲気を会場全体に作り出していた。教会に募集して構成された「聖歌隊」や「ゴスペルクワイア」も神の臨在を感じさせ、ヒップホップダンスチームまで登場させたのも大変贅沢な演出だった。
プログラムの最後に語られたフランクリン・グラハム氏の「罪の指摘、十字架と復活による完全な赦し」のシンプルでストレートなメッセージは、私たちが忘れていた福音の大切さを思い出させてくれたのではないだろうか。決心された皆様が、いよいよイエス・キリストに繋がって歩まれることを節に祈る。
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