What’s New ホープフクシマ 2日間 3,181名、
Celebration Of Love 東京 1,600名
礒川道夫
ライフ・クリエイション ディレクター
「ビリー・グラハム東京大会で救われました」「何年も前のビリー・グラハム先生を思い出しました」。孫であるウィル・グラハムのメッセージを聴くと、80年代、90年代を過ごしてきたクリスチャンは、どうもビリー・グラハムを思い出すようだ。
スタイルは似ている。神、罪、十字架、復活を単純に語り、決心者を募る。冗談を言うわけでもなく、涙を流す例話を語るでもなく、決して日本人にわかりやすいようなメッセージではないだろうが、ただ単純に福音を語るだけで、決心をする人が必ず起こされる。福島では、このような大規模な教会協力による集会は初めてだそうだ。東京でも久しぶりな気がする。
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ウィル・グラハムはストレートに福音を語るので、「Celebration Of Love東京」では、イエス・キリストを知らない方にイエスの生涯を知ってもらえるようなプログラム構成を考えた。まず10年ぶりのコンサートツアーとなる両腕なき愛のゴスペルシンガー、レーナ・マリアにイエス・キリストは今も生きておられることを、歌と証しで紹介してもらい、その後ジーザス・ストーリーを上演。須貝まい子が聖書を朗読し、Samuelleがイエスの誕生(曲「プレゼント」)、サルーキ=が山上の説教(曲「愛の光」)、MIGIWAが姦淫の女(曲「暗闇に光」)、森 祐理が十字架(曲「ヴィア・ドロロサ」)、国分友里恵が復活(曲「復活」)をテーマに歌い、「イエスと二人のマリア」(ジャコモ・カンピオッティ監督)の映像とともに、2千年前にその場にいたらどうするかを会衆へ問題提起した。
劇団四季は、この冬「ジーザス・クライストスーパースター」を再上演する。多くの人が約1万円もするチケット代を払って観にいく。高い芸術性があるならば、聖書的な内容でもキリスト者かどうかにかかわらず観に来てくれるのでないかと夢見る。また芸術性が高いほど、友人を誘いやすい。
今回の「Celebration Of Love」では、アンケートの割合が、キリスト者が83.8%、キリスト者ではない方が16.2%で、単純に参加者1,600名に当てはめると、1,341名がキリスト者となり、259名が初めての方となる。こういった集会がキリスト者のお祭り騒ぎにならないように、半分位は初めての人に来ていただいて、イエス・キリストのことを知っていただければと願う。
2014年3月に、福岡に再びウィル・グラハム、レーナ・マリアが来日する。東京でも追加公演をとの声もある。お祈りいただきたい。(敬称略)
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ライフ ・ クリエイション ディレクター 礒川道夫