What’s New 北海道・希望のフェスティバルと
東京「Celebration Of Love」コンサート報告

礒川道夫
ライフ・クリエイション ディレクター

 5月に札幌で行われた「北海道・希望のフェスティバル」にて、フランクリン・グラハムが「イエス・キリストを信じる人は前に」と呼びかけると、駆けるように前に進んでくる方がおられ、大変印象に残った。
ネット中継を含め、延べ2万人規模となった今回の集会は、北海道のキリスト教イベントとしては最大級のものだ。今までのラリーとして全国規模だった1980年のビリー・グラハム伝道大会の際は、東京、大阪、福岡、沖縄そして名古屋、広島と行われたが、北海道での開催は今回が初となった。
この期間、新しい人生を踏み出された方々は子どもから大人まで合計1,000名以上であった。しかし大切なのは最初の方のように、神様の前に出て来られた一人一人の決断だ。
実は開催一か月前の委員会に出席した際には、本大会のチラシも、プログラムも決まっていない状況だった。「2,000人も集まれば」との声も聞かれる中、正直これは大変なことだなと感じていた。
そこで、いのちのことば社ではスタッフを一人札幌に常駐させ、オアシス札幌店を利用している皆様にご友人をお誘い下さいとの手紙を送ったり、クリスチャン新聞の特集号を発行するなどの協力をさせていただいた。
しかし当日、会場の「北海きたえーる」が埋め尽くされていく様子は、神の働きとしか言いようがなく、一年間、北海道の先生方が積まれた祈りが結実した、としか説明できないほどの光景だった。
ブルックリン・タバナクル・シンガーズの歌も素晴らしく、東京、福岡でも好評だった「ジーザス・ストーリー」の公演では、イエス・キリストの生涯を紹介した。これらを通して最も大切なのは、「キリストを信じる人が起こされる」ことであると実感させられた。

一方、東京では、昨年より二回行われた「Celebration Of Love」のトーク&コンサートを2015年11月に日本武道館で行われる予定の「セレブレーション オブ ラブ with フランクリン・グラハム」につなげるためのコンサートが行われ、「なかのZERO」小ホールがいっぱいになった。
テーマの「Love」に関連する聖書箇所が朗読され、レーナ・マリアたちアーティストの歌に合わせ、ペンライトを振りながら会衆は盛り上がっていた。そして来年の大会のためのアピールに、献金や約束献金をする方、奉仕を申し込む方々などの応答もみられた。2015年の東京大会でも、一人でも多くの皆様に神の恵みを伝えられたらと願う。(敬称略)

問い合わせ : ライフ・クリエイション(いのちのことば社)
Tel.03-5341-6927 Fax.03-5341-6928
E-mail : lk@wlpm.or.jp

  ライフ ・ クリエイション ディレクター 礒川道夫