What’s New 3月にふたつのCelebration byウィル・グラハム

礒川道夫
ライフ・クリエイション ディレクター

1980年に大学を卒業した後、就職したのがビリー・グラハム伝道協会、そして映画部門のワールドワイド映画に配属された。各地をめぐり、三浦綾子の「塩狩峠」「海嶺」のほか、ビリー・グラハムが登場する映画を何度も何度も上映したので、神、罪、十字架、復活のストレートなメッセージが30年たっても頭に残っている。
21世紀の今、さまざまな問題を抱える日本でストレートなメッセージを語ることに意味はあるのかとの意見もあるだろう。
しかし、昨年秋に福島県・郡山と、東京都・新宿で行われたウィル・グラハムのCelebrationで、イエス・キリストを信じ受け入れ、新しい人生に踏み出された皆様の姿を見たとき、福音をストレートに語る意義をあらためて発見したような気がする。

*    *    *

福岡では3月14日から16日まで、相撲の九州場所が開催される福岡国際センター(5,000名)を中心に行われる。NHK等で放映されている韓国ドラマ「イ・サン」「トンイ」の挿入歌を作ったフルート奏者のソン・ソルナム、国内外で広く演奏活動を行っているユーオーディア・アンサンブル、もちろんお馴染みのアルフィー・サイラスらも参加する。両腕なき愛のゴスペルシンガー、スウェーデンの歌姫レーナ・マリアも今回はバンドを連れて来てくれる。また、親子大会として「マイティシープショー」も開催される。
また、伝道集会では珍しいことだが、皆様からのアンコールで、3月17日にも新宿文化センターで行われる。
福音とは、「イエス・キリストの生涯を伝えること」と『福音の再発見』(スコット・マクナイト著/キリスト新聞社刊)で読んだ。なるほどと思い、前回は、聖書朗読、映像、音楽でおくるジーザス・ストーリーを上演した(映像は好評発売中のDVD『イエスと二人のマリア』より)。クリスマス、山頂での教え、姦淫の女、十字架、復活までを描き、全体的には良い評価をいただいたが、姦淫の女の映像シーンに、「あんな女性をキリスト教の集会で映すな」というご批判もいただいた。ある方いわく「そのくらい臨場感のある上演だった証拠です」
クリスチャンではない方の感想に、「イエスは復活した後、どうしたのですか」とあった。「40日後、天に帰ったのですよ。そしてまた来るのです」とお答えしたら、「そこまでがジーザス・スートリーですね」と言われた。なるほどと思い、今回はバージョンアップして、再臨まで描くことにした。福岡でもぜひ行ってほしいとのリクエストがあり、3月16日に行うこととなった。
クリスチャンではない方にわかるようにプログラムを考えた「Celebration」。ぜひご友人を誘って参加していただきたい。(敬称略)

問い合わせ : ライフ・クリエイション(いのちのことば社)
Tel.03-5341-6927 Fax.03-5341-6928
E-mail : lk@wlpm.or.jp

  ライフ ・ クリエイション ディレクター 礒川道夫