特集 聖書を知らせたい!―日本人に届くバイブル・ラーニング 「バイブル・ラーニング」プロジェクトとは
いのちのことば社 バイブル・ラーニング プロデューサー 岩本信一
いま聖書関連本が数多く出版され、よく売れています。これは、聖書への関心が日本人の中に潜在的にあるということを表しているのでしょう。
それらの本の多くは、神の存在の有無は問わず、聖書の内容を客観的に紹介しています。その距離感が、一般の人々にとっては程よいと感じられるのかもしれません。
「バイブル・ラーニング」プロジェクトでも、聖書を信じる信仰を土台に編集しながらも、信じるには至っていない方々が違和感を持たないように配慮し、聖書への導入となるべく、聖書に関する客観的情報を提供することに徹しました。このプロジェクトでは、本、ウェブサイト、映像、音楽などジャンルを限定せず展開することを計画しています。
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キリスト教関係の本を読む人々の中には、まず第一に教会に通うクリスチャン(A層)がいます。その外側に洗礼を受けたが教会に定期的には行っていない人(B層)、さらに外側には教会には来ていないが聖書に興味のある人(C層)がいます。本プロジェクトでは、特にB層、C層の方々を中心的な読者として想定しています。
今夏、プロジェクトの第一弾として『聖書ガイドMOOK』を発行しました。聖書の主要人物についてのページのほか、聖書雑学やマンガなど、バラエティーに富んだ構成になっています。
さらに今秋には、現代的なCGを駆使したアニメ「スーパーブック」のDVDも発売予定です。いずれも、この時代に生きる人々の感覚に迫りながら聖書を伝えたいという熱情のこもった内容になっています。
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今後、『聖書ガイドMOOK』で聖書に何かを感じた方々が、もう一歩深く聖書を知りたいというときに役立つ『バイブルラーニング・ベーシック編』(仮称)の発行を予定しています。
また、サイドテキストとして、さまざまな切り口で聖書の世界を味わうシリーズも予定しています。
『バイブル・ラーニング<ベーシック編>』(仮称)
聖書を主要な登場人物順に追いながら、聖書の世界を大づかみに理解できるように構成。
『聖書に学ぶビジネス』
カーネギー、ドラッカーなど、ビジネスの黄金律を提示した人々のベースには、聖書があった。聖書そのものを引用しつつ、ビジネスに役立つ知恵を伝える。
『聖書でひもとく英語の世界』
聖書には英語の銘文が満載。英会話の慣用句になっている、聖書由来の言葉などを知ることで、英語の世界がさらに深く理解できる。
『聖書でひもとく絵画の世界』『聖書でひもとく日本史の世界』『聖書に学ぶ「夫婦円満」の極意』 他
上記の書籍のコンテンツを、Webでも閲覧できるようにしています。無料で閲覧できる部分を設け、試し読みができます。気に入れば料金を払って全体を読むことができるようにすることも計画しています。