Amazing Grace 第3回 大水のとどろき ~今月の山~スウェーデンの滝
写真
ベアンテ・ボーマン
プロフィール
スウェーデン出身。宣教師。チェロ奏者。1980~2011年まで東京交響楽団の首席チェロ奏者を務める。現在は、ソロや室内楽、客演首席チェロ奏者としての演奏活動を行う一方で、チャペルコンサートをはじめとする宣教の働きにも携わる。
2003年9月に公募部門で全日本山岳写真協会賞を受賞。全日本山岳写真協会会員。
今月の写真はスウェーデンの最も美しい滝の一つで、北のイエムトランド県にあります。冬には滝の一部が凍って見事な氷の彫像を生みます。37メートルの高さから勢いよく流れ出る大量の水の雷鳴のような音と力を感じさせる雄大な滝は、畏敬の念を起こさせます。
ところで、ヨハネは「私は天からの声を聞いた。それは大水のとどろきのようであり、激しい雷鳴のようでもあった。しかも、私が聞いたその声は、竪琴を弾く人たちが竪琴に合わせて歌う声のようであった」(黙示14章2節)と力強い賛美を、「また私は、大群衆の声のような、大水のとどろきのような、激しい雷鳴のようなものがこう言うのを聞いた。『ハレルヤ。私たちの神である主、全能者が王となられた。私たちは喜び楽しみ、神をほめたたえよう。子羊の婚礼の時が来て、花嫁は用意ができたのだから』」(黙示19章6~7節)と、花嫁すなわち教会とイエス・キリストとの婚姻と教会が天国で捧げる賛美を書いています。
教会が経験する天国での大いなる賛美とは比べものになりませんが、この滝も神の永遠の力と神性をあらわしていることを(ローマ1章20節)心に留めて、主を賛美しようではありませんか。