Amazing Grace第6回 永遠の光 ~今月の山~スウェーデン・ルン湖

写真
ベアンテ・ボーマン
プロフィール
スウェーデン出身。宣教師。チェロ奏者。1980~2011年まで東京交響楽団の首席チェロ奏者を務める。現在は、ソロや室内楽、客演首席チェロ奏者としての演奏活動を行う一方で、チャペルコンサートをはじめとする宣教の働きにも携わる。
2003年9月に公募部門で全日本山岳写真協会賞を受賞。全日本山岳写真協会会員。

今月の写真は、私が生まれ育ったスウェーデンのファルン市近郊にあるルン湖のものです。白夜の真夜中の太陽は黄金に輝いた雲を湖面に反射させます。白夜の頃のスカンジナビア半島の夜は暗くなることがありません。この美しい光景を目にしながら、神の栄光が照らしているので、夜もなく、太陽や月の光が必要ない天国を思いました(ヨハネの黙示録21章23、25節)。
イザヤ書9章2節が「闇の中を歩んでいた民は大きな光を見る。死の陰の地に住んでいた者たちの上に光が輝く」と、イエス様について預言しているように、「わたしは世の光です。わたしに従う者は、決して闇の中を歩むことがなく、いのちの光を持ちます」(ヨハネの福音書8章12節)とイエス様は仰せられました。
イエス様は罪深いこの世の闇から、天にある永遠の光の中に移してくださり、箴言4章18節が「正しい人の進む道は、あけぼのの光のようだ。いよいよ輝きを増して真昼となる」と語っているように、神の義をいただいて正しい者とされたキリスト者は、御霊なる主のお働きによって主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと主と同じかたちに変えられるのです(コリント人への手紙第二3章18節)。ハレルヤ!