特集 子どもたちに福音を 聖書教育のツール『成長』『らみい』
『成長』編集長 中台 孝雄
教会の数だけ、教会学校の活動があります。教会に集う若者たちの数だけ、葛藤があり必要があります。また教会の置かれている地域のそれぞれの事情があります。教派ごとに期待されていることもあるでしょう。
ですから、青少年・少女たちのための教案誌や教材は、そういった教会の数・人数の数だけ何千、何万パターンも必要かもしれません。けれどもそれはできませんので、毎月、毎季節ごとに一冊の教案誌『成長』や、そのワークブック、そして月刊『らみい』が、互いに関連し合い、補い合うかたちで作成・発行されています(『らみい』の「毎日のみことば」は『成長』のその週の学びを振り返ることができるような聖句が選ばれています)。
あれが欠けている、これが余計だ、こうあったら良い。そういったご意見やご希望は多々いただきます。どれも役立つご意見・ご提案です。全部にお応えすることはできませんが、最大公約数というか最小公倍数というか、ともかく最善を尽くして、あらゆる状況に基本的な助けとなるように、教案誌や教材、読み物が作成されています。
『成長』やその教材、読み物としての『らみい』をどうぞご利用ください。教会学校の教師たちは『成長』を用いて学び、現場で生徒たちに還元してください。生徒たち自身のためには、ワークブックや『らみい』が有益です。そうしたものを各教会の置かれている状況に適用して役立ててみてください。
次世代の少年少女たち一人ひとりを大切にして、教会に迎え入れましょう。彼らへの語りかけ、働きかけを続けましょう。求道心や信仰を育てましょう。やがてその世代から青少年伝道に重荷を持ち、次代の『成長』『らみい』を担う人材が生み出されていったらすばらしいことです。