被爆60年 キリスト者として 戦後60年を記念して いのちのことば社の新刊紹介

ヒロシマ・ナガサキの思い、未来へ
いのちのことば社編
「あの日」B29から落とされた「新型爆弾」は、二つの町と市民を死に追いやり、世界を変えてしまった。その瞬間を目撃し、廃墟の中を生き抜いてきた人々が六十年を経た今、核の恐ろしさと戦争の非情さ、さらに平和の尊さをあらためて訴える。
B6判 予価1,260円
アンクル・ジョンとよばれた男
リアム・ノーラン著 菅野和憲訳
歴史に埋もれた偉大な日本人の記録である。第二次世界大戦中、命を懸けて敵のために奔走した人がいた。ルーテル教会の牧師で捕虜収容所通訳として召集された渡辺潔がその人だ。祖国と敵国のはざまで悩み苦しみながらも、平和を追い求め続けた彼の半生を綴った感動のノンフィクション。1965年にアイルランドのジャーナリストによって著された本書が、ついに祖国日本で邦訳された。
四六変 予価1,600円 フォレストブックス
わたしたちの憲法 (仮題)
西川重則著
現行憲法は、今の状況に合わないので、改正すべきであるとの議論がなされているが、その全文をどれだけの人が読んでいるだろうか。この憲法がどういう経緯で成立したかを確かめ、前文から第103条に至るまでの全条項を平易に解説する。本文の上部に憲法そのものも並記。
A5判 予価1,050円
21世紀ブックレット28
朝鮮半島と日本の関係を考える(仮題)
東海林勤著
拉致問題や核問題で様々な議論を生み出している日朝関係、竹島問題や首相の靖国参拝問題、教科書問題で悪化しつつある日韓関係。そもそも朝鮮半島と日本とはどのような関係にあったのか。その歴史をたどりつつ、平和の使者としてのキリスト者の使命について考える。
A5判 予価1,050円
泉への細きわだち
井出定治著
特攻隊員として出撃を待つばかりだった青年は航空隊で8月15日の玉音放送を耳にした……。キリスト教朝顔教会の主任牧師を28年間務め、1993年に天に召された元特攻隊員である著者が、終戦後の混乱の中からキリストと出会い牧師となるまでを綴った貴重な記録。
B6判 予価1,260円