NEWS VIEWS FACES いよいよ公開「ナルニア国物語-第一章ライオンと魔女-」
礒川道夫
チーフプロデューサー
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いよいよ3月4日より「ナルニア国物語-第1章ライオンと魔女-」が公開された。駅の看板や、新聞広告、コンビニエンスストア、テレビコマーシャルなどを通して、多くの人々がこの映画の存在を知っている。いかにディズニーや配給元であるブエナビスタインターナショナルが力を入れているかがわかる。動員目標は1千万人以上。あの「パッション」が100万人だったのだから、その規模の大きさに驚く。映画「ハリー・ポッター」は、その位動員したのだから、むずかしい数字ではない。しかし、未信者のビジョンとスケールはすごい。2月26日には、東京の武道館で10,000人試写が行われた。キリスト教界で、武道館で行ったイベントで記憶にあるのは、確か90年代にアメリカのクリスチャンシンガーのサンディー・パティと故本田弘慈先生のクルセードが最後だったと思う。いや彼らはビジネスだからとすぐに反論するキリスト者もいるが、未信者の医者がすべて金もうけで医者になったわけではないように、映画関係者も、映画が好きで、良い映画はたくさんの人に観てもらいたいという気持ちを持っている。私どもキリスト者の動機が、それ以上でなくてはいけない。
キリスト教関係者の試写会が、1月末に札幌、名古屋、大阪、福岡で開かれ、どの会場も、牧師や教会学校の先生方で一杯になった。それだけこの映画に対する期待の大きさを感じた。
「救いについて、みことばがそのまま象徴的に表現されていて楽しめた」(札幌試写会 神学生)、「ライオンのアスランが犠牲の愛を示したイエス・キリストであることが良くわかった」(東京試写会 牧師)、「真実に生きること、兄弟愛のすばらしいことを伝えたい」(名古屋試写会 伝道師)、「とても原作に忠実であるのに感動した」(大阪試写会 牧師)、「イエス様の愛と聖書の真理がたくさんつまっていて驚きました」(福岡試写会 CS教師)。
この試写会や全国9,000の教会にポスター・チラシを送った費用、コンプリートガイド キリスト教版の印刷費の全てを「ブエナビスタインターナショナル」が負担してくれた。それだけ、キリスト教界が期待されている。そして1,000万人の人に福音を伝えるチャンスがここにある。しかしキリスト教界が福音を語らなければ単なる映画会で終わってしまう。
「わたしに手紙をくれる子どもたちはみな、アスランが誰だか、すぐにわかるようですが、ふしぎなことに大人にはぜんぜんわからないようです」(C.S.ルイス『子どもたちへの手紙』より)* キリスト教書店での販売のみがキリスト教界の実績になります。コンプリートガイド キリスト教版が付きます。
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チーフプロデューサー 礒川道夫