出版ニュース “べてるウィルス”流行中!
本誌好評連載の単行本 絶賛発売中 『べてるの家から吹く風』 向谷地生良 著 B6判 192頁 定価1,365円 北海道の古い教会で、精神障害をもつ当事者と地域の有志によって始められた「浦河べてるの家」。そこには、当事者とその家族、医師、ソーシャルワーカー、地域の人々によって繰り広げられるドラマがあった。型破りなソーシャルワーカーが語る笑いと涙のエピソード集。 |
書店員の方からも声が寄せられています!
- リブロ 池袋本店 3F 人文書担当 筒井陽一様
- 言葉にするのが憚られるほどのどん底な状況を笑いに昇華する事は、決して逃避ではないと思います。巷を賑わす「癒し」に安易に身を任せる事こそ僕には逃避に映ります。べてるの家ではどうでしょう。他人に真摯に眼を向けることで、自らが救われています。誰もが誰をも苦しめたくはありません。対象は当然自分をも含みます。べてるの家ではどうでしょう。ページをどうぞ、めくってみて下さい。
リブロ池袋本店 3F 人文書カウンター前にて『「べてるの家」から吹く風』フェアを開催中!(~5月中旬…終了しました)
読者の皆様の声より
- 福祉相談員 久保木秀美様
- 福祉の現場で働くものとしても、大きな衝撃です。おかしくて、せつなくて、楽しくて、ちょっぴりくどい! 読んでいるいるうちに、自分もそこにいるような錯覚にとらわれました。弱いから強い、生きているのではなく生かされている。「べてるの家」から吹く風は、へなちょこでもいいから、情けない自分をしっかり受け止めて前に進もう、と押し出してくれました。
- 教員/町の精神保健福祉ボランティア すまいる様
- 「べてるの家」のメンバーが生きてる様子がよく分かる。まだ会ったことのない人たちなのに、友達のような気持ちになってくる。彼らに会ったら、「はじめまして」より「その後はどう?」なんて私は挨拶をするかもしれない。
- 治療院経営 南都嘉宏様
- 思わず拍手して心から応援したくなるドラマが、この本には溢れています。全編にただよう明るさは、キリストを信じる信仰から来ているのだと思います。この本はきっと全国のあらゆる人に、精神の病に関係する人にもそうでない人にも、生きる力と希望を与えてくれるものとなるでしょう。