最近、教会の30代女友だちの間で、よく話題になるのは「不倫の誘惑に負けそうなこと」についてです。「クリスチャンなのに！」としかられそうですが、ひとりで対峙する問題としては、なかなか敵は曲者なのです。しかし、素直に「負けそう」と自らの苦闘を告白することで、個人の問題から仲間共通の問題となり、支え合い、戒め合い、励まし合えるということを経験しています。今回の特集で神津氏が少し触れていましたが、教会の清く正しく美しくというイメージに翻弄され私は「よいクリスチャン」を演出し、弱さや本音を隠すことがあります。ですが素直に告白し合い、裁き合うのではなく、ともに祈り、ともに成長していきたいと思わされています。（梶）