時代を見る目 107 日本宣教と本(1) 『幕末明治耶蘇教史研究』
千代崎 秀雄日本ホーリネス教団清水教会 協力牧師 日本宣教が進展するためには、これに関わる者たちに多くのこと(努力、工夫、研究など)が必要だ。特に日本と日本人についての、より深い理解を得ることが──。 先日『幕末明治 […]
天国に行く前に寄っていきたい 天国に行く前に寄っていきたい
介護施設「シャローム」自宅を開放して介護ビジネスを始めた俣木泰三さん、聖子さん夫婦。厳しい現実の中でも「シャローム」(平安)のある「天国」をめざし奮闘している。現実は厳しくても笑っていける俣木泰三さん Taizo Ma […]
天国に行く前に寄っていきたい 現実は厳しくても笑っていける
その「天国」は大阪堺市にあった。コテコテ関西弁の「天国」だ。そこには、16人のお年寄りが集まり、またそこから自宅にいる大勢のお年寄りに介護ヘルパーを派遣している。「神様がいれば大丈夫」と、突進する男主人、泰三さんと、そ […]
天国に行く前に寄っていきたい (後半)
突然変わった夫 俣木さん夫婦が、夫婦そろって洗礼を受けたのは1981年のこと。 当時、泰三さんは毎晩遊びほうけ、帰ってくるのはいつも午前様だった。聖子さんが長女を出産した時も、病院に駆けつけて来たのは深夜で、それも酔 […]
折々の言 最終回 凛として生きる
工藤 信夫平安女学院大学教授 精神科医 一、安易な励まし 臨床の世界でよく問題にされる一つのテーマに、「安易な励まし」という項目がある。「この病気は治るでしょうか」という病者の必死な、あるいは切実な問いかけに対して「大 […]
折々の言 近刊『生きること学ぶこと』
10月発売生きること学ぶこと工藤信夫連載に大幅な加筆・訂正を施した力作。この世に生を受けたこと、生きること、人間として学び、成長するとはどういうことなのか。さまざまな人々との関わりや書物などを通して、人間に与えられた生の […]
折々の言 工藤信夫 特別講演会
1979年に創刊されたいのちのことば社の書評誌、月刊「いのちのことば」は、今年で25年目を迎え、11月号において通算300号となります。このたび、約2年間にわたり本誌に連載された人気エッセイ「折々の言」の単行本出版とあわ […]
サバーイ・テ?(しあわせ?)
カンボジアで考えたこと 第2回 虐げられた傷が癒えるまで
入江真美Discipleship Training Centre在学中(シンガポール)元国際飢餓対策機構海外駐在スタッフ カンボジアと聞いて、地雷の他に、ポル・ポト時代(一九七五~七九)を思い出される人もいるかと思いま […]
ブック・レビュー 『生きていく力』
平山 正実北千住旭クリニック院長 精神科医 「生きていく力」を求めるすべての人に 著者は、本書の内容を「生、死、生命、いのち、心、魂、和解、信仰、癒しなどについて、私が患者さんやご家族から学んだことをもとにして、拙い私自 […]
ブック・レビュー 『わが家のリビング 介護天国』
富浦 好之日本福音教会 国分福音教会 牧師 飾り気のない本音を「おセイさん」がユーモラスに描く 私の手元に、『わが家のリビング介護天国』という一冊の書物が贈られてきて、それを手にし一挙に読み切った。とても親しみの感じる内 […]
ブック・レビュー 『「新遊就館」ものがたり』
牧野 信次日本基督教団 鶴川北教会 牧師 キリスト者の抵抗の姿勢が問われている 「いま、なぜ新遊就館か」、その重大な問題の所在が本書を読み進むにつれて次第に明確にされます。私はつい数ヶ月前に著者とともに新装成った遊就館を […]