時代を見る目 174 牧師のメンタルヘルス (3)
牧会者の孤独へのケアという課題
堀 肇日本伝道福音教団・鶴瀬恵みキリスト教会牧師 ルーテル学院大学非常勤講師 こういうと驚かれる方もあるかもしれませんが、牧会者への牧会(パストラルケア)の中で最も留意しなくてはならないのは孤独・孤立を巡る心の問題です […]
注解書でもっと豊かに聖書を味わう。 注解書を使う恵みって何?
山口 昇玉川神の教会主任牧師 アレセイヤ聖書研究所所長 一般信徒の方々が聖書の注解書を使う上での具体的な使い方や、使うことのメリットについて考えてみたいと思います。Ⅰ なぜ注解書を使うのか? 使徒の働きには「ここのユダ […]
注解書でもっと豊かに聖書を味わう。 注解書ガイド 1『新実用聖書注解』
持ち運びやすく1冊に集約 創世記から黙示録まで、旧新66巻の注解を一冊にまとめた便利な参考書。各巻ごとの時代背景やテーマや、各章節ごとの意味を、初心者にもわかりやすい言葉で簡潔に解説されています。 また冒頭には、総論とし […]
注解書でもっと豊かに聖書を味わう。 注解書ガイド 2『新聖書注解』
日本人執筆者による読みやすさが魅力 1973年刊行以来、多くの聖書読者から信頼され、福音派のスタンダードな注解書とされてきた『新聖書注解』。しばらく品切れとなり、古書店では定価を超える値が付けられるほど復刊が切望されてい […]
注解書でもっと豊かに聖書を味わう。 注解書ガイド 3『ティンデル聖書注解』
全48巻のうち、現在33巻を発行 本書は、英国ケンブリッジのティンデルハウス聖書学研究所に関わる各国の福音派の学者たちによって書かれました。1964年に最初の一冊が刊行されて以来、全48巻がそろうまでに35年の歳月がかか […]
ブック・レビュー 『牧師の責任 信徒の責任』
矢木良雄イムマヌエル綜合伝道団・桂町キリスト教会牧師 「責任」を切り口に教会の健全なあり方を探る 野田秀先生は、桜ヶ丘教会を五十年以上にわたって牧会された大先輩である。だからこそ、「牧師の責任 信徒の責任」という、一瞬た […]
ブック・レビュー 『日々、聖霊に満たされて』
A・W・トウザー聖書日課
村上宣道太平洋放送協会理事長 静けさの中で神を待って行動に移ることの大切さ 本書は三百六十六日、毎日読むようになっている、いわゆるディボーションのために編集されたものである。著者のトウザーは「ものごとの神髄に迫る深い読み […]
ブック・レビュー 『愛されて生きる』
岩井 清キリスト伝道隊・平塚福音キリスト教会顧問(牧師) ユーモアを楽しみながら日々のディボーション 私たちクリスチャンにとって、神さまとの交わりである日々のディボーションは、信仰生活の生命線とも言われるほど大切な習慣 […]
ブック・レビュー 『主の道を行かせてください』
福島さゆみ日本バプテスト連盟・新小岩バプテスト教会員 フリーライター 女性宣教師が救済活動の中で書き留めた霊想書 この三百六十六日の霊想集の著者、エミー・カーマイケルは、南インドのドノヴァーで苦難と迫害の中に生きる女性や […]
ずっこけ宣教道 新連載 ロシア篇
松本望美北朝鮮宣教会所属 東シベリアに行ったことがある。 古着やらなんやらたくさん抱え、ロシアの某都市に到着したのだが、さすがに共産圏の香りがする殺伐と冷たい感じのする空港で、税関も愛想などない。 ある日、飛行機を乗り […]
自殺は止められる 第3回 ポッキリ折れる中高年男性
碓井真史 心理学博士 十年前は二万人ほどだった日本の年間自殺者が、三万八千人へと急増しています。その増加部分の多くが中高年男性です。自殺をした中高年の多くが、本人も気づかないまま、うつ病になっていたようです。うつ病にな […]
文学ジャンル別聖書の読み方ガイド 第13回 福音書の解釈 (中)
関野祐二聖契神学校校長 ● 二層の文脈(垂直に考える) 前回の復習になりますが、福音書にある主イエスの教えや出来事を読む際、御子イエスの文脈(地上生涯当時の状況)と福音書記者の文脈(初期教会の状況)、その両方を意識する必 […]
福祉を通して地域に福音を 第3回 傍らで寄り添うこと
佐々木炎 今回は、認知症になった六十代の女性との関わりから、私が教えられたことを分かち合いたいと思います。 彼女はご主人と二人暮らしで、ご主人に介護されています。しかし彼女は、お風呂に入ることを嫌がったり、トイレ介助を […]