時代を見る目 178 現代ドイツ文学の世界から<1>
映画「愛を読むひと」原作者の信仰
松永美穂日本同盟基督教団・徳丸町教会員/早稲田大学文学学術院教授 ドイツ文学研究者の端くれとして大学で教鞭を執る身であるが、ベルンハルト・シュリンクの小説『朗読者』を翻訳したことで、人生が少し変わったような気がしている […]
今を生きるクリスチャンに役立つ『リフォームド神学事典』 3人の監修者による対談 [1]
■「改革された教会」のための神学事典―原本の題名は『The Westminster Handbook to Reformed Theology』ですが、邦題で『改革派神学事典』とせず『リフォームド神学事典』としたのは、な […]
今を生きるクリスチャンに役立つ『リフォームド神学事典』 3人の監修者による対談 [2]
■読み物としての読みやすさも兼ね備えた訳文―読みやすさということを意識されたそうですね。村瀬 「読む人にわかるように」ということを、翻訳の監修作業を進めるなかで次第に強く意識するようになりましたね。石丸 翻訳とは日本語な […]
今を生きるクリスチャンに役立つ『リフォームド神学事典』 3人の監修者による対談 [3]
■現代社会でのクリスチャンの立ち位置が確認できる村瀬 今年はカルヴァン生誕五百年。この本の中でも、カルヴァンを基準にした記述が多いのです。その意味でも本書の日本語版が今年出版されたのは良かった。カルヴァンは本当に実践的な […]
今を生きるクリスチャンに役立つ『リフォームド神学事典』 3人の監修者プロフィール
石丸新師1931年生まれ。神戸改革派神学校、米国コロンビア神学校に学ぶ。各地での牧会、四国学院大学勤務を経て、2001年に日本キリスト改革派教会教師を引退。 村瀬俊夫師1929年生まれ。東京神学塾卒業。慶応義塾大学大学院 […]
ブック・レビュー 『日本キリスト教宣教史』
畑野順一日本フリーメソジスト教団 岸之里キリスト教会牧師 日本の宣教史上、痒いところに手が届く内容 本書の良さは、一言で書けば、その読みやすさでしょう。ページ数で敬遠される方もおられるかもしれませんが、日本におけるキリス […]
ブック・レビュー 『恵みあふれる聖書の世界』
「ヨハネの手紙」を味わう
遠藤勝信日本同盟基督教団・小平聖書キリスト教会牧師 イエス様の恵みとまことがあふれる説教を 本著は、著者がメールマガジン『恵みあふれる聖書の世界』に連載してきたもののなかから、ヨハネの手紙(第一から第三)を講解したものを […]
ブック・レビュー 『筆とペンでなぞる美しい聖書の言葉』
俣木聖子日本福音教会泉北チャペル教会員 みことばが心に染みこみ、心が躍る 学生時代以来、筆を持ったことがないと言われる方や筆は苦手と決めている方も多いことでしょう。昔はよく書いたのに、最近は筆を持つなんてわずらわしいとお […]
ずっこけ宣教道 第5回 中国篇
松本望美北朝鮮宣教会所属 中国と北朝鮮の国境沿いの町。北京に戻るには、たいてい夜遅く出発する汽車に揺られることが多かった。 吉林省。雪の降る寒い夜。人もまばらで静かな待合室。 すると、遠くから女性の叫び声が聞こえて […]
みことばを白衣の下にまといつつ 新連載 第1回 人を生かす「Why?」
斎藤真理内科医 「教育の目的は、学習者の中に価値ある変化をもたらすこと」 医師とはいえ、大学附属の病院に勤めている教員でもある私は、明けても暮れても、教育者であることを意識させられている。医師不足が叫ばれている昨今、恵ま […]
文学ジャンル別聖書の読み方ガイド 第17回 律法の解釈 (上)
関野祐二聖契神学校校長 「律法」と聞くと、私たちは反射的に律法学者・パリサイ人の硬直した律法主義を連想し、律法VS福音のような対立概念でとらえ、律法の束縛から今は自由なのだ、と強調します。そのせいか、モーセ五書に収録さ […]
福祉を通して地域に福音を 第7回 受けとってみよう
佐々木炎 島田律子さん(仮名)は八十歳代、要支援2で一人暮らしです。七年前から介護保険で訪問介護と通所介護を利用しています。律子さんは「最期まで自宅で過ごしたい」と希望し、身の回りのことをヘルパーさんと一緒にやりながら […]
CD Review ◆ CD評 「WE ALL ARE ONE LIVE IN DETROIT」
塩谷 美和ゴスペルシンガー・ディレクター すべての造られた者に福音を! 三年前に続き、先月ドニーが来日した。今回は五月五日のコンサートに向け、約五百人の参加者を集め三日間のワークショップが行われた。このCDからは四曲が取 […]