時代を見る目 203 21世紀にキリスト者日本人として社会に生きる 2
柳沢 美登里「声なき者の友」の輪 混迷を深める原発事故は、私たちが知らないうちに何を頼りに生きてきたかを突きつけている。科学・技術への絶大な信頼の底にあるのは「将来を予測したい。私たちはすべてをコントロールして安心を手に […]
あの時代、勝海舟はキリストに何を見たのか ◆勝海舟と赤坂教会
姫井 雅夫 日本基督教団赤坂教会 牧師 昨年、NHK大河ドラマ「龍馬伝」が放映され、人気を博した。そこに勝海舟が登場した。 日本の夜明けと言ってもいいようなあの時代と活動に、坂本龍馬とともに勝海舟も大きく関わっていたのだ […]
あの時代、勝海舟はキリストに何を見たのか ◆勝海舟が生きた、変革の時代
中村 敏新潟聖書学院院長 勝海舟の生きた時代は、徳川時代の末期から明治時代の後半にあたり、日本の歴史における激動の時代であった。徳川幕府は初めから、キリスト教を固く禁止し、オランダ、中国、朝鮮を除いて、厳しい鎖国政策を貫 […]
あの時代、勝海舟はキリストに何を見たのか ◆BOOK レビュー
シュー土戸ポール青山学院大学文学部 准教授、宗教主任、学院宣教師 勝海舟は、近年においても時代劇や小説などでたびたびその人生が取り上げられている。彼の働きで特に知られているものは、江戸・田町の薩摩藩邸で西郷隆盛と行った江 […]
戦争の記憶 Ⅰ 「教会の責任」 ◇インドネシアでの日の丸拒否
岩崎 孝志土浦キリストの教会 伝道者 太平洋戦争開戦の翌年、日本軍はインドネシアに上陸し、占領は日本敗戦まで続いた。それがどんなことであったのか―。長く東京外語語大学で教えておられた伊東定典さんの遺著『インドネシア・プロ […]
戦争の記憶 Ⅰ 「教会の責任」 ◇戦中、戦後の教会と私
藤澤 一清日本バプテスト連盟 花小金井教会員 太平洋戦争開戦が一九四一年一二月八日であったことから、毎月八日は「大詔奉戴日」と定められた。この日に、国民は天皇の意思である戦争を有り難く引き受け、自らの命を天皇にささげてい […]
ブック・レビュー 絶望と孤独の「老い」ではなく
神の恵み、祝福に気づかされ
山中 猛士筑紫野二日市キリスト教会 協力牧師 「老いること、死ぬこと」は、受動ではなく、能動態を示している。もちろん、何もしなくても老いるし、死は向こうからやってくる。ただ、ほかの動物と違って、人は抗いながらも自分の老い […]
ブック・レビュー 世代を超えて楽しめる聖書のことばが隠れたパズル!
岩井 基雄日本福音自由教会協議会 清瀬福音自由教会牧師 幼いころから聖書に親しむことは素晴らしい恵みだ(Ⅱテモテ3・15参照)。そのためには様々な工夫が必要だが、だれでも楽しめるパズルは素晴らしいアイデアだと思う。個人で […]
ブック・レビュー 混乱や苦悩の中に確かに輝く神の恵み
鈴木 茂仙台聖書バプテスト教会牧師 「神は愛であり善であり、また全能である」と、私たちは疑うことなく告白する。しかし人生には、この告白を裏切るような痛々しい出来事があまりにも多い。どの時代に生きる人も「なぜ」と神に叫び続 […]
CD Review ◆ CD評 多彩な曲が一体となって
田島 実神の家族主イエス・キリスト教会牧師東北応援団 LOVE EAST監事 四年前まで聖歌しか知らなかった私でさえ、今回のCDのパッケージを見て、著名なクリスチャンアーティストを揃えたコンピレーション・アルバムと感じ […]
What’s New パラダイスは、あなたがたのただ中にある
CD「パラダイス フォーエバー」
礒川道夫ライフ・クリエイション ディレクター 岩渕まことさんが作った「パラダイス」という曲をご存知だろうか。「パパパ パラダイス 心の中に」という歌詞で、30年前に作られた歌である。イエス・キリストを信じたばかりの岩渕ま […]
誌上ミニ講座「地域の高齢者と共に生きる」 第12回 承認されることの力
井上貴詞東京基督教大学助教 高齢者の尊厳が守られることの対極にある高齢者虐待。残念ながら、国に報告される虐待件数だけでも毎年ゆうに二万件を越えており、明るみになるこれらも氷山の一角です。最終回では、私たちの身近で起こるこ […]
踊りをもって御名を賛美せよ 第4回 賛美フラの不思議な力
中野めいこ1944年東京三鷹生まれ。東京聖書学院、CEF伝道学院にて学ぶ。1965年、中野雄一郎牧師と結婚。3女1男、孫7人。日本とハワイの教会で奉仕後、1996年夫と共に巡回伝道者として再出発。現在、賛美フラミニストリ […]