時代を見る目 210 3・11――あの日の記憶、そして今 [3]
伊藤 公一宮城県 大和町立鶴巣小学校長 シーサイドバイブルチャペルあたって砕かれた黒い大津波は、地上の建物すべてをのみ込み、蒲生地区民全員に絶望の悲しみを与えて、中野小学校だけを残して海に帰っていきました。陸の孤島となっ […]
福音と福祉
NPO法人ホッとスペース中原を訪ねて 弱さの中に神がいる
著者インタビュー佐々木炎さん日本聖契キリスト教団 中原キリスト教会牧師NPO法人ホッとスペース中原代表 弱さの中に神がいる 佐々木炎師は、社団法人「日本介護福祉士会」で認定専門介護福祉士(仮称)の養成や認定委員も務める福 […]
ブック・レビュー 人を愛すること、いのちを愛することを伝えたい
水口 洋玉川聖学院中高等部長 本著は、学校教育や教会教育の現場が待望していた生と性を考えるテキストだと言える。必ず性教育を推進していく助けになるものと確信する。本著の特徴の第一は、著者が三十年以上も助産師として、出産とい […]
ブック・レビュー みことばは、人を変え、成長させる力をもつ!
藤藪庸一日本バプテスト教会連合・白浜バプテストキリスト教会牧師NPO法人白浜レスキューネットワーク理事長 聖書のみことばには人を変える力がある!私は自殺防止の現場で、一度死のうとした人々が変えられるのを見てきた。「神は愛 […]
ブック・レビュー この現代にこそ語られるべき神からのメッセージ
橋本昭夫神戸ルーテル神学校教授 本書は、敬遠されがちな黙示録を、現代への神のメッセージとして展開している。著者は、この書を迫害下の初代教会に送られた「使徒的『公開書簡』」(二八九頁)であると位置づけ、「特別に謎の書物とし […]
ブック・レビュー It’s Greek to me とならないために
内田和彦日本福音キリスト教会連合 前橋キリスト教会牧師 四十六年前、大学一年生だった私は、新約聖書を原語で読みたくて、「第三外国語」のひとつ、古典ギリシア語の初級クラスを受講しました。何の準備もないまま、それも事情があっ […]
CD Review ◆ CD評 悲しみの中を歩き始めた僕らへのプレゼント
塩谷達也ゴスペルシンガー “自分にとっての大切なものを詰め込んだアルバムをこの年に作りたい……”岩渕まことさんによるライナーノーツには、そう書いてあります。僕は個人的に、まことさんと「塩渕」という男二人のユニットで歌わ […]
ミルトスの木かげで 第7回 あわれみ
中村佐知米国シカゴ在住。心理学博士。翻訳家。単立パークビュー教会員。訳書に『ヤベツの祈り』(いのちのことば社)『境界線』(地引網出版)『ゲノムと聖書』(NTT出版)『心の刷新を求めて』(あめんどう)ほか。 三年前のある日 […]
子どもたちに今! 伝えたい
「性といのち」の大切さ… 第17回 高齢出産への心構え
永原郁子マナ助産院院長 助産師の友人などにも、若いうちに子どもを産んだほうがいいよと言われます。高齢出産も増えているようなので、あまり関係ないようにも思うのですが、年齢と出産は関係ありますか。焦りたくはないのですが、そう […]
キリスト教良書を読む 第5回 No.5『福音はとどいていますか』
工藤信夫医学博士 ◆一冊の本との出会い 一つの出会いが人生を決めるのと同様に、一冊の本との出会いが何十年の信仰生活を一転させることがある。次のレポートは夏と冬、定期的にもたれるようになった札幌ベテル(キリスト教良書を読む […]
八ヶ岳のふもとから 第3回 カラフルな果物のコンポート
松村登世 ここ八ケ岳山麓でも、3月になると春の兆しが少しずつ感じられる。残雪を踏みしめて、森の中を散歩するのが楽しみになる。昨日まで何も見えなかった森の中でフキノトウや福寿草の花に出会ったり、小鳥のさえずりに耳を傾けると […]
教会の記録を残そう
『教会アーカイブズ入門』のススメ 第3回 記録の残し方
新井浩文埼玉県立博物館(現歴史と民俗の博物館)学芸員等を経て、 現在、埼玉県立文書館主任学芸員。 『教会アーカイブズ入門』のススメも第三回となりました。今回私が担当するのは「記録の残し方」です。具体的には、教会資料の収集 […]
『教会福音讃美歌』ができるまで 第3回 収録曲の選考基準
安藤能成福音讃美歌協会代表理事日本同盟基督教団・世田谷中央教会牧師 Q 収録曲については、予定曲の紹介や意見を募るなどされたようですが、反応はいかがでしたか。 二〇〇九年に札幌で行われた第五回日本伝道会議に合わせて「福音 […]