時代を見る目 229 時のしるしを見分ける [1]
水草修治日本同盟基督教団小海キリスト教会牧師 福島で原発震災が起こったとき、いく人かの方から「預言者的でしたね」と言われた。その8年ほど前から「原発震災の危機」をクリスチャン新聞や教会紙、ブログなどで訴えていたからである […]
21世紀ブックレットシリーズ50巻刊行
―キリスト教界と日本社会の歴史をたどる ◆キリスト者の社会的責任を心に刻む
山崎龍一キリスト者学生会(KGK)総主事 五十冊に及ぶ「21世紀ブックレットシリーズ」を私なりの言葉で表現すると、「教会の『ことば』を携えて、キリスト者の共同体が責任をもって社会に生きることを歴史の中から掘り起こし、教会 […]
21世紀ブックレットシリーズ50巻刊行
―キリスト教界と日本社会の歴史をたどる ◆信州夏期宣教講座の歩みとともに
山口陽一東京基督教大学教授 一九九七年、発刊当初の「〈21世紀ブックレット〉刊行のことば」には、「特に、社会性、時代性、学術性、緊急性という要素を企画の選定の基準に置くとともに、将来ある学究また指導者に、できる限り多く執 […]
21世紀ブックレットシリーズ50巻刊行
―キリスト教界と日本社会の歴史をたどる ◆編集長より
新たなブックレットシリーズを見据えて
長沢俊夫いのちのことば社出版部 一九九七年四月、東京基督教大学共立基督教研究所の協力と助言をいただき、「ライフブックレット」を引き継ぐかたちで、「21世紀ブックレット」は始まった。最初に出版されたのは、共立基督教研究所所 […]
21世紀ブックレットシリーズ50巻刊行
―キリスト教界と日本社会の歴史をたどる ◆今の時代に
朝岡勝日本同盟基督教団徳丸町キリスト教会牧師 震災からしばらくの間、信仰書や神学書の類いのものが読めなくなってしまいました。自分の心理状態がそれらの言葉を受け入れられなくなってしまっていたのです。もちろん聖書は読み、書物 […]
ブック・レビュー 原発について、どう捉えるのか―
さまざまな視点からの意欲作
大坂太郎日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団 ベテルキリスト教会牧師福音主義神学会東部部会理事長 本書は、3・11を機に沸き起こった「原発問題」に対する福音主義の立場からの論考である。だが福音主義の中でも、その論点は完 […]
ブック・レビュー 東日本大震災は、日本の教会の何をあらわにしたのか
佐々木真輝保守バプテスト同盟 北上聖書バプテスト教会牧師 地震と津波と火災によって瓦礫と化した人々の生活の跡。リュックを背負って瓦礫の間を歩く人々や行き交う自衛隊の車両。そうした光景に「戦後の焼け野原とはこんな感じだった […]
ブック・レビュー 夫婦という関係は、
限られた時間だから大切にしたい
久場祥子保守バプテスト同盟 北信カルバリー 教会牧師夫人 この本は単に、結婚を考える人たちが結婚に向けて学ぶための書物ではありません。私たちが神様に愛されて生かされていること、そして、神様は男女の秩序・役割を明確にしてお […]
ブック・レビュー 風化させてはいけない
原子力による体験と悲劇
木田惠嗣郡山キリスト福音教会牧師 昨年十月にチェルノブイリを視察した折、公園に「Hiroshima」「Fukushima」という二枚のネームプレートが掲げられていた。広島と並ぶほど福島が有名になったのかと複雑な気持ちにな […]
CD Review ◆ CD評 大切な人に贈りたい
クラシックの音色にのせた祈り
青木記代美音楽・美術による文化交流ミニストリー主宰コンサート・プロデューサー クリスチャン・アーティストであるばかりか、日本のクラシック・フルート奏者の第一人者でもある紫園香さんの八枚目のCDです。曲目といい、共演者とい […]
What’s New 両腕なき愛のゴスペルシンガー「レーナ・マリア 」
日本でのミニストリー 再び開始!!
礒川道夫ライフ・クリエイション ディレクター 生まれつき両腕がなく、左足は右足の半分の長さしかないというレーナ・マリアさんをご存知だろうか。神にすべてをゆだね、ハンディを受けとめ、神の愛を歌い続けるスウェーデン出身のゴス […]
福祉と福音
―弱さの福祉哲学 第2回 「愛せない」ことからはじまる社会福祉
木原活信同志社大学社会学部教授 イエス・キリストが語った「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ」(マタイ22・39)という言葉の中に、福音と福祉をつなぐ重要な鍵があるように思う。とりあげたいのは「愛せよ」という言葉であ […]
つい人に話したくなる 聖書考古学 第12回 医者は奴隷だった!?
杉本智俊慶應義塾大学文学部教授、新生キリスト教会連合(宗)町田クリスチャン・センター牧師(http:// www.mccjapan.org/) Qルカの福音書を書いたルカは、医者だと聞きました。 日本では、医者というと高 […]