時代を見る目 234 加害者と生きる社会 [3] DV加害者は変われるのか
栗原加代美NPO法人 女性・人権支援センターステップ代表DV加害者更生プログラム ファシリテーター 「DV加害者更正プログラム」を始めて3年になる。相談に来るDV被害者の妻たちの半数以上が、抑うつ状態にある。自傷行為をく […]
弱さとともに生きる
―インタビュー・スペシャル! ◆病人としてではなく、「自分らしく」生きる
昨年の十月、『住めば都の不自由なしあわせ』が出版された。著者は、ALS(筋委縮性側索硬化症)を患う西村隆さんと、その妻、宮本雅代さん。病気の中にあっても、互いが「自分らしく」生きられるようにと、夫の傍らで「日常」を大切に […]
弱さとともに生きる
―インタビュー・スペシャル! ◆弱く小さくあることに、丁寧に付き合う
京都市は精神医療・福祉の発祥の地だ。左京区の岩倉がその地とされ、平安時代から、精神障害者を助けるコミュニティが形成されていたという歴史がある。『一粒のたねから』の著者坂岡隆司さんは、その京都市にある社会福祉法人ミッション […]
ブック・レビュー 大切な人へことばの花束を……
久場政則保守バプテスト同盟・北信カルバリー教会牧師 前作『ひと言でいいのです』に続いて、吉川直美さんによって編まれた珠玉のことば集第二弾。ドラえもん、長田弘から老子、そして小学三年生の女の子のことばまで、色とりどりの花束 […]
ブック・レビュー 証言者に寄り添う
第三者がまとめた貴重な証言
岸田誠一郎福音交友会・岸和田聖書教会牧師 震災から、もう少しで三年になろうとしているが、特に福島は、震災の被害だけではなく、原発事故による放射能汚染という重い課題を背負い続けている。その課題が大きく複雑であるにもかかわら […]
ブック・レビュー 心臓外科医が語る
精巧な臓器の仕組みと美しさ
宇佐神実一般財団法人 ジェネシスジャパン会長 「神の、目に見えない本性、すなわち神の永遠の力と神性は、世界の創造された時からこのかた、被造物によって知られ、はっきりと認められるのであって、彼らに弁解の余地はないのです」( […]
ブック・レビュー 洗礼や、信仰告白の準備のために
吉田隆日本キリスト改革派・仙台教会牧師 キュウリとキョウリ(教理)は、似ていますが違います。キュウリは生でも食べられますが、キョウリは生では食べられません! キョウリから、豊かな養いを得るためには、ふさわしい手引きが必要 […]
CD Review ◆ CD評 震災で痛んだ地をいやす、みことばの賛美
西 由起子ソプラノ歌手 仙台のクリスチャンホームに生まれ、教会で讃美歌に親しみながら育った大宮香織さんのデビューアルバム。高校・大学でクラシック音楽を勉強したという経歴から想像していたイメージとは違い、少女のように素直な […]
What’s New 3月にふたつのCelebration byウィル・グラハム
礒川道夫ライフ・クリエイション ディレクター 1980年に大学を卒業した後、就職したのがビリー・グラハム伝道協会、そして映画部門のワールドワイド映画に配属された。各地をめぐり、三浦綾子の「塩狩峠」「海嶺」のほか、ビリー・ […]
福祉と福音
―弱さの福祉哲学 第7回 側面から支えるということ
木原活信同志社大学社会学部教授 「エルサレムの娘たち。私は、かもしかや野の雌鹿をさして、あなたがたに誓っていただきます。揺り起こしたり、かき立てたりしないでください。愛が目ざめたいと思うときまでは」(雅歌3章5節) […]
わが家の小さな食卓から
愛し合う二人のための結婚講座
第3回 結婚後の教会生活―教会は第二の実家!
大嶋裕香 1973年東京生まれ。宣教団体でキリスト教雑誌の編集、校正を手がける。99年にキリスト者学生会(KGK)主事の夫と結婚後、浦和、神戸、金沢と転々としながら年間100~200名近い学生、卒業生を自宅に迎える。KG […]
「がん哲学」で心に処方箋
―教会にがん哲学外来・カフェを! 第4回 良い読書とチームづくり
樋野興夫順天堂大学医学部病理・腫瘍学 教授 余命宣告を前に、失望の中「がん哲学外来」を訪れる人に、私はおせっかいな〝ことばの処方箋”を出しています。なぜここに来たのか、話を聞き、相手のようすをよく見ながら、どのような〝こ […]
エクレシア
――欧州に集められた
神の家族を訪ねて 第3回 バルセロナに日本語教会ができるまで
内村伸之ミラノ賛美教会牧師 スペインのバルセロナは、豊かなキリスト教文化をもつ地中海沿岸の古都です。この都市では、2008年から日本語での礼拝がささげられるようになりました。それ以前から、個人宅でのバイブル・スタディがあ […]