時代を見る目 245 地方だからこそ見えること [2] 中央vs地方
小形真訓日本長老教会西部中会 巡回説教者 私の最後の働きの場は、県庁所在地からローカル線で20キロのところにある海沿いの町だった。大字小字の地名から、この辺りがかつて塩田であったと分かる。退任前のある日、全線を往復してみ […]
ブック・レビュー 過去の省察から
今の闘いへと進む講座の成果
川上直哉東北ヘルプ 事務局長 タイトルに「教会の闘い」とある。通常、こうしたタイトルには「過去の闘い」が語られることが予想される。しかし、本書はそうではない。過去の省察から今の闘いへと進む現場が、この書物の中に展開してい […]
ブック・レビュー 鎧を脱いだホスピス医
葛井義憲名古屋学院大学法学部教授、理事 細井医師は本書の中で「外科医としての上りの十八年間の後、二〇一四年春、ホスピス医としての下りの十八年間が終わった。そして、今や原点に還り(中略)これからは(中略)単なる『神の働く場 […]
ブック・レビュー 教会が自己検証できない
団体にならないために
森谷正志仙台バプテスト神学校 校長 三・一一大震災後、子どもたちの学習支援「Sola」を立ち上げた米内宏明牧師によるブックレット、この国を愛する牧師たちにぜひお薦めしたい書物です。百ページ足らずの冊子ですが、真摯に「自己 […]
CD Review ◆ CD評 世代を超えた素晴らしい詩と音楽の花
紫園香フルート奏者、音楽伝道師 まるで花が咲いたようだ。詩とメロディーが一体となった命の花が。星野富弘氏の花の絵は、根っこを感じさせる。大地の養分をしっかりと吸い上げて、与えられたいのちいっぱいに静かに咲く花。根本まで描 […]
わが家の小さな食卓から
愛し合う二人のための結婚講座
第14回 助け手として悲しみに寄り添う
大嶋裕香 1973年東京生まれ。宣教団体でキリスト教雑誌の編集、校正を手がける。99年にキリスト者学生会(KGK)主事の夫と結婚後、浦和、神戸、金沢と転々としながら年間100~200名近い学生、卒業生を自宅に迎える。KG […]
flower note 2 空を舞う蝶のように
おちあい まちこ 一年で最も寒いこの季節、皆さんのお宅の中にもこの花があるのではないでしょうか。地中海地方からやってきたシクラメン。二つの和名があります。一つはブタノマンジュウ。英名の sow bread (雌豚のパン) […]
恵み・支えの双方向性 第8回 ケアの双方向性
柏木哲夫金城学院 学院長淀川キリスト教病院 名誉ホスピス長 〈ケアの本質〉ミルトン・メイヤロフは名著『ケアの本質』(ゆみる出版、一九八七年)の中で、「ケアの双方向性」について書いています。ケアを提供する人は、受ける人に一 […]
スポーツミニストリーの挑戦 第9回 日本のスポーツミニストリーの歩み
蔦田聰毅インマヌエル堺キリスト教会牧師スポーツネット関西/大阪・主事 実際に国内で継続されているスポーツミニストリーをレポートしたいと思います。米国のクリスチャン学生サッカー宣教チームの「シーホース」については、これまで […]
「ダビデの子」イエス・キリスト 第6回 「ダビデの町」
三浦譲 日本長老教会横浜山手キリスト教会牧師、聖書宣教会聖書神学舎教師 イエス・キリストの称号「ダビデの子」の旧約聖書的背景を、これまでサムエル記、列王記、歴代誌、詩篇、イザヤ書と見てきました。旧約聖書のすべてを網羅でき […]
これって何が論点?! 第18回 アベノミクスってなんだっけ?
星出卓也日本長老教会西武柳沢キリスト教会牧師。日本福音同盟(JEA)社会委員会委員、日本キリスト教協議会(NCC)靖国神社問題委員会委員。 「アベノミクス」とは、安倍政権が行っている経済政策の総称です。「大胆な金融政策」 […]