編集者より 37926
大学の文化祭で、仮装して校内を自転車でまわるというレースがあった。ぎりぎり3位につけた私に丸山忠孝氏より与えられた賞品は、一冊の書籍だった。それは、『日本人とユダヤ人』という「イザヤ・ベンダサン」が書いたものだ。そこに […]
編集者より 37895
「お年寄りに喜んでもらえるとうれしいよ」。介護の仕事をする妹の言葉に驚いた。なにしろ、入浴中の大便の処理をもしているというのだから。まさに自分をむなしくし、人に仕える仕事だと思う。最近その妹がヘルパー2級の資格をとり、 […]
編集者より 37865
理由は覚えてはいませんが私は「人魚姫」の絵本が好きでした。典型的な「お姫様」に憧れる少女でした。夢の中ででも「人魚姫」になりたくて、絵本を枕の下に入れて寝ていました(一回だけ人魚姫になれました!)。幼い頃読んで覚えてい […]
編集者より 37834
海外の友人ができ、過去の戦争のことを学ぶび始めた10代後半に、自分が日本人であることを受け入れるのが難しくなった時期があります。生まれ育った国で生きていくのがつらく、よくどう生きればいいのかと、思い悩んでいました。でも […]
編集者より 37803
今回の特集のテーマである「神学」に、「まったく興味なし」という人もいると思います。大学進学時に神学部を選択する事がなければ、私にとっても関係ないものだったでしょう。高校時代に、勉強も、読書もほとんどしなかった私には、大 […]
編集者より 37773
教会で親しくなった友人宅へ行き、同じ教会でも礼拝時間が違うため面識のなかった友人のお父様(Mさん)と始めてお会いしました。昨年亡くなった私の父のことを話題にした時、Mさんは突然、パズルのピースが重なったかのように「…わ […]
編集者より 37712
出勤時間が一時間ほど早くなり、化粧して電車に乗るとサラリーマンのスーツを汚してしまう、と気を使うほどの満員電車から解放されました。それでも、毎朝、地下鉄のホームでため息がこぼれます。先日、ホームで電車を待っていると小学 […]
編集者より 37681
こんにちは、はじめまして。2003年より、「いのちのことば」を編集することになりました梶です。社内の異動で、前任者の正村は「百万人の福音」で編集をすることになりました。私は昨年まではクリスチャン新聞で、いつも、ぎゃーぎ […]
編集者より 37653
何かと慌ただしかった昨年の暮れ。これまで自分が製作に携わった本誌のバックナンバーを見直す機会がありました。本誌を通して多くの方と出会い、またそうした方々の祈りと具体的な協力、また読者の皆様によって支えられてきたことを改 […]
編集者より 37622
なぜする必要があるのか、その意味もあいまいな理解のまま義務のようにして行う、ある意味でこれほどつらいことはないように思います。信仰者としての地上での歩みにも同じことは言えないでしょうか。みことばの学び、日曜日の礼拝、伝 […]
編集者より 37591
多読は愚者につながる。読書は著者という他人の思考をたどるだけのこと。考える必要はなく、何の苦労もない。だから本を読めば読むほど、考える力を失っていく。読書の弊害ともいえる、そんな趣旨の評論を読みました。食物が消化されな […]
編集者より
戦争証言の本を担当した際、戦争を体験した方々から直接話を伺う機会がありました。今月号で特集した「実話」の力に、私もまた圧倒された一人です。今回の特集から、痛みを伴うほどまでに相手の人生の物語を知ること、その大切さを教えら […]