特集 「平和をつくる者」となるために
阪南大学名誉教授 村田充八 二〇二四年の夏も、ウクライナ、ガザをはじめ世界中で戦乱や紛争が続き、軍人や市民、子どもたちや女性たちが、尊い命を失っている。 メディアを通して、悲惨な現実に直面するとき、過去の […]
特集 バルメン宣言 九十年 一緒に読むこと、一緒に学ぶこと
一九三四年、ナチ政権下のドイツで「バルメン宣言」が採択されてから今年で九十年。当時の教会が直面した信仰告白の闘いは時を越え、海を越え、私たちにも迫ってくる。困難な時代を生きた信仰者たちが遺したものを今、あらためて見つめ直 […]
バルメン宣言を支えた人たち――ナチズムへのキリスト教的抵抗
西南大学名誉教授 河島幸夫 今から九十年前の一九三四年五月末、ドイツのルール工業地帯にある町ヴッパータールのバルメン地区にあるゲマルケ教会に全国の《告白教会》の代表たち百三九人が参集し、全国総会を開きました […]
特集 聖書的視点で考える環境問題
現代を取り巻く課題のひとつに環境問題があります。神の造られた世界の管理を任されている私たちは、この課題とどのように向き合うべきでしょうか。 今、キリスト者として何ができるのかを考えます。 なぜクリスチャンが […]
特集 エコチャレンジ キリスト教大学教育の現場から
東京基督教大学 教授 岩田三枝子 勤務先の東京基督教大学(TCU)で担当する「キリスト教倫理」では、テーマの一つとして環境倫理を取り上げます。楽しみつつ、悩みつつ、学生たちとこのテーマに取り組んできました。 […]
特集 時を越えてきた名著 ニュークラシック・シリーズ
長きにわたり信仰を養ってきた名著を再編集し、装丁も新たに出版しているニュークラシック・シリーズ。本特集ではそのラインナップを紹介するとともに、これらの書籍が読み継がれてきた理由に迫ります。 『霊的スランプ― […]
特集 『信仰入門』 神を知り、神に生かされ、神に仕えるための入門書
KGK(キリスト者学生会)主事、OMFザ・チャペル・オブ・アドレーション協力牧師 矢島志朗 ジョン・ストットの『信仰入門』が再び発行されることを、とても嬉しく思います。本書を最初に出版した「すぐ書房」の有賀 […]
特集 先達から信仰を受け継いで
過去、日本ではキリスト教信仰を持った多くの人たちの世界観が、人生が変えられてきた。そしてそれは個人の内にとどまることなく、社会をも変える影響を与え続けてきた。今特集では、日本に影響を与えてきた信仰の先達たちから受け継いだ […]
特集 信仰のバトンを受け継いで
東京基督教大学 学長 山口陽一 小著『近代日本のクリスチャン経営者たち』(二〇二三年、いのちのことば社)にちなんで、「信仰のバトンを受け継いで」という文章を依頼されたので、わが家のことから書いてみます。 曾 […]
特集 困難の中でイースターを祝う イースターメッセージ すべてが新しくされる希望
争いや災害が世界に蔓延している現代。この困難な時代を生きる私たちにとって、二千年前のイエスの復活は、どのような意味があるのでしょうか。人の生と死に向き合うとともに、よみがえりのいのちについて思いをめぐらしたいと思います。 […]
特集 困難の中でイースターを祝う 「いのちの現場」から 暗いからこそ、小さな星に気づく
めぐみ在宅クリニック 院長 小澤竹俊 苦しみの意味 なぜ人は苦しむのでしょう? いのちに関わる医師として、いつも問いかけてきた難題です。まじめに働いてきた人が、人生半ばで末期がんと診断されることがあります。 […]
特集 絵本『西のカカシ』が伝えるもの
絵本ファーマーさんシリーズの最終話『西のカカシ』(フォレストブックス)が出版されました。聖書のメッセージをテーマにして作られたこの物語を、作者の思いとともに掘り下げます。 『西のカカシ』あらすじ 農夫ファー […]
特集 チャリティへの手紙
チャリティへの手紙 絵本作家 河井ノア 愛するチャリティ、小さな麦わらぼうずだった頃からあなたの夢は、役に立つ立派なカカシになることでしたね。ファーマーさんの畑はとても広いので時間はかかりましたが、私はこ […]